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今度の議会改革検討委員会は「公開」で。ムダ使いの廃止や透明化、住民参加を目指して

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日のブログにおいて、「議会改革検討委員会」が全会一致で設置されたことを簡単に述べましたが、こちらは非常に重要な動きなので、改めて取り上げておきます。

都議会、議会改革は公開で議論へ
http://www.sankei.com/politics/news/170808/plt1708080007-n1.html
都議会が新たに設置、議会改革検討委員会 委員長には都民ファースト木村氏
https://thepage.jp/tokyo/detail/20170809-00000006-wordleaf

これまでも都議会には、議員報酬や議員定数などを議論する場として「都議会のあり方検討会」という会議体が存在していました。

しかしながら、この会議体はすべて非公開で行われており、また少数会派は参加することができませんでした。

参考:セクハラやじ問題総括・費用弁償の是非等を協議する「都議会のあり方検討会」は、原則『非公開』が決定…
http://otokitashun.com/blog/togikai/8841/

上記の過去記事でも言及した通り、「非公開」という場では外部からのプレッシャーに晒されませんから、議員たちは保身に走りがちになり、自分たちが痛みを取る「身を切る改革」は先送りにされがちです。

加えて、発言が公開されなければ責任を問われませんから、「我田引水」な主張や議論の誘導も可能になります。

そして実際、非公開であるのを良いことに、定数是正においては「2増2減」という極めて不可解な決定が行われ、それを主張した会派や議員などが、充分な説明をすることはありませんでした。

参考:北区で一番有名な無職になることが確定??都議会議員の定数が狙い撃ちで4→3に減らされた意味
http://otokitashun.com/blog/togikai/11750/

まあこの時、本来定数が減らされるはずだった区を外し、北区を定数減とした結果、それを主導した会派の方が落選してしまったのは皮肉な結果となりましたが…。

このような結果も踏まえて、今回新たに設置される検討委員会は、原則として「公開」となっています。この検討会の場で、都民ファーストの会は選挙で皆さまにお約束をしたことの実現を図っていく次第です。

委員会構成でも、一人会派まですべて入れることはできませんでしたが、複数人会派からはすべて委員が選出されており、この点でも改善が見られるのではないかと思います。

都民ファーストの会からは、役員が中心となって選出されたメンバーに加えて、「議会改革の鬼」とも言えるほど当選前からこの分野に燃えていた期待の新人、鈴木邦和都議なども委員に入り、活発な議論や提案が行われることが期待されるところです。

私も積極的に委員会を傍聴し、皆さまに改革の進捗をお知らせしていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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