こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日は小池百合子政経塾「希望の塾」において、第一回目となる選挙対策講座が開かれました。
「希望の塾」300名を対象に選対講座を開催。勝利への道を伝授した。印刷屋に立ち寄った男が「葬儀でも、婚礼でも、案内状はほぼ250枚」と聞き、誠実な接客に徹した結果、全米でトップセールスマンになった話。「250の法則」だ。「大義と共感」を共有できる仲間が増えますように。 pic.twitter.com/0f3HARjjP6
— 小池百合子 (@ecoyuri) 2017年1月28日
一番後ろの席から見ていましたが、多くの受講生が居眠りもせず(当然ですが…)、熱心に塾長と選挙プランナー・松田馨氏の講演に聞き入っていたように思います。
ここから都議選をともに闘う仲間が選ばれるかと思うと、感慨深いものがありますね。
私自身は選考委員には入っておりませんが、都議会大改革を担える資質・胆力のある人材が勝ち抜いてくることを願うばかりです。
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さて、都政への高い注目度を反映して、年末年始にかけて「都政本」が大量に出版されました。
せっかくなのでその中で、「都政を理解する上で、これは早めに読んでおいた方が良い!」というものをピックアップしてみます。あ、もちろん選抜試験を受けた方以外にも、万人に対してオススメですよ^^
都政大改革-小池百合子知事&「チーム小池」の戦い / 野田 数
都知事選挙では小池百合子選対の本部長を務め、現在は政務担当特別秘書となっている野田数氏の著作。
実は野田数氏、かつては自民党所属の都議会議員だったというキャリアの持ち主。都知事選の裏側や都政の最新動向はもちろんのこと、「自民党都議時代」のエピソードを読むことで、今の都政・都議会の力学の一端が見えてきます。
あと、都議会自民党という組織において、どういう人が干されるのかということが良くわかったりします(笑)。ここまでの小池都政「総集編」としてもどうぞ。
東京の敵 / 猪瀬直樹
言わずと知れた元東京都知事・猪瀬直樹氏の最新作。「都議会のドン」というフレーズを一気にこの世の中に広めた立役者でもある猪瀬氏が、帯にあるように「東京のガン」を告発します。
センセーショナルな話題の他にも、都内の交通政策や保育課題などに対して元都知事ならではの政策提言もあり、勉強になる一冊。地下鉄の24時間運行を実現するためには、メンテナンスのため複々線化をする必要があるとか、知らなかった…!
とはいえ、やはりもっとも面白いの五輪エピソード。五輪組織委員会は、なぜあれほどの無責任体質になってしまったのか。そこで働いた政治力学とは。答えはすべて、本書の中に。
まあほぼ全部、森○朗さんなんですけどね。
誰も書けなかった東京都政の真実 / 鈴木哲夫
上記の二冊が元都議・特別秘書や元都知事といった「プレイヤー」によって書かれたものなのに対して、こちらはジャーナリストという第三者視点による著作。
MXテレビの編集局長も務めていたというキャリアを持つ鈴木氏は、目下のところ都政事情にもっとも精通したジャーナリストの一人と言えます
都政に詳しい政治評論家・ジャーナリストは少なく、国政には詳しくても都政は…という方が多いです。テレビを見ていても、的はずれなコメントをする方が正直なところ多い中で、鈴木氏の解説は常にピカイチの精度です。
そんな彼の徹底した取材に基づいて書かれた本書は、古くは25年前の鈴木都政から現在に至るまでの歴史を振り返ることにも役立ちます。また、「都職員の視点・意見」が着目され、描かれている点も特徴です。
巻末には小池百合子知事への単独インタビューも収録。これを読み終わった時には、貴方も立派な都政マニアだ?!
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それにしても、「都政」でこれだけの本が出版される時代がくるとは、一体だれが予想したことやら!
都議会議事堂図書館に元都議たちがほぼ自費出版で出したような自己満本しか並んでいなかった状態から、もはや革命とも言えるくらいの変化です(苦笑)。
ニュースやワイドショーで取り上げられる情報も良いけれど、やはり活字から吸収する知識にはかなわないもの。
ぜひとも皆さま、お手にとって都政への理解を深めていただけますと幸いです。
明日は午前中から、千代田区長選の出陣式へと参ります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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