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地方議員なのにテレビに出られるのは、「テレビ局の人にコネがあったから」なのか?【雑談】

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

先日、今年ですっかり政治ネットメディアの代表格にのし上がった「言論プラットフォーム アゴラ」の編集長である新田さんが、こんな記事をアップしておりました。

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都議会議員がテレビ出まくりの件で見落とされていること
http://agora-web.jp/archives/2022823.html

冒頭で、こんなやり取りが紹介されています。

先日、ほとんどテレビに出ていない某都議会議員と、そのあたりのことで意見交換をする機会があったのだが、テレビ進出が目覚ましい都議らについて

「おときたさんや、塩村(あやか)さんはテレビ局の人たちとコネがあるからね」

という見解を示していた。都議選まで半年余りとなり、ライバルたちの動向はそれなりに気になるところなのだろうが、私は、その意見については半分正解で、半分外れていると考える。

筆者である新田さんは、相手方への配慮で「半分正解で、半分はずれ」という甘めな採点をしておりまして、その後には「ネットメディアでの積極的な発信がテレビ出演につながった」という内容が展開されていきます。

まあ当事者の立場で遠慮なく言えば、もちろん「テレビの人にコネがあったから」という要因はゼロですね(笑)。

コネでテレビに出られるようなら、これほどラクな話はないのですが…(いや、実際にコネもないけれど)。

きっかけはやはり、新田さんが分析してくださっているように、積極的なネット発信とその継続がテレビスタッフの目に止まり、チャンスをいただけたものだと思っています。

365日、毎日情報発信をする「ブロガー議員」というレッテルと使命を己に課し、当選以来の3年間でアップした記事は1500を優に超えました。ときには雑談や国政ネタもありつつも、そのほとんどが東京都政に関わることです。

自分で言うのも手前味噌ですけども、その分野は教育や福祉政策から財政・経済・産業まで幅広く、ほぼすべての都政マターをカバーしていると言っても過言ではないと思います。

タグ付けが適当なので体系化されていないことが欠点ですが、最近では都政についての調べ物をネットでしていると、かなりの確率で自分の記事にたどり着いてしまうことも少なくありません(苦笑)。

裏を返せば、それだけ都政の情報発信をしている人間が、ネット上においてもいまだに希少だということを意味します。

コネ批判の他にも、露出が増えてくれば様々な意見が寄せられます。

「急にテレビに出だして、調子に乗っている」
「ポッと出の若手都議に、都政のいったい何がわかる」
「どうせ何の実績も、理念も政策もない目立ちたがり屋だろう」

それでも、こうした批判に自分自身がまったく動じないのは、このブログ内に屋台骨である情報発信と議会活動の確かな実績・記録があるからです。

そして地方議員の方などには時々、

「どうやったらそんなにテレビに出られるの?教えてよ!」

なんて聞かれるので、

「365日、毎日欠かさずブログを書いて政治の情報発信をしていれば、そのうち声がかかると思いますよ」

と答えると、だいたい皆さん苦笑いをして去っていきます。なお当たり前のことですが、正確な情報発信をしようと思えば、その数倍の量の知識や経験を詰め込む必要があります。

まあつまり、「そういうこと」なんじゃないかなと思います。

逆に、テレビに出られるようになったからといって、ネットやリアルでの地道な情報発信や政策提言に手を抜くようになれば、あっという間にそんなポジションからは引きずり降ろされるでしょう。

一方で、ずっと以前から私の活動に注目して下さっている方々からは、

「すごいね、ずっと続けてきた地道な努力が実ったね!」
「コツコツやっていけば、いつか日の目を見るってことを教えてもらったよ」

などの、ありがたいコメントも頂戴します。

今の自分をつくり、そしてこれからの可能性を切り開いていくものは、ただ一つの努力。

テレビという華やかな舞台に惑わされることなく、今後も謙虚で地道な活動を続けていきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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