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【ご報告】7月28日発売の「週刊文春」掲載予定の報道について

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
週刊文春さんから取材を受けたことは以前にお知らせしていましたが、

明日発売の紙面に、

小池百合子 ’応援団’ 音喜多都議に「OL強姦」疑惑

という見出しの記事が掲載されます。
というかつい先ほど16時に、ウェブの方にも

「音喜多駿都議の“OL強姦”疑惑が発覚!」

なるタイトルですでに速報が流れていまして、
「発覚!」も何もすでに解決済み・報道済みの案件なのですが…。
選挙戦の最中に引っ張りだしてくるわけですね、わざわざ!

とはいえ、ご心配やご迷惑をおかけする関係者の皆さまに、
予め深くお詫びをしたいと思います。誠に申し訳ありません。

一昨年夏、「セクハラやじ問題」にて都議会内で闘っていた最中に出た内容が
焼き直されたものであり、当時のブログにて明瞭に説明を行っています。
目新しい事実はありません。なお、当該の件は6年前の出来事です。

【ご報告】一部日刊紙の報道について(2014年8月9日)
http://otokitashun.com/blog/information/4159/

こちらのブログ内容の繰り返しになりますが、
公的機関にもご理解いただき、疑いも行き違いも解消され、問題は解決済みです。

結果はすでに明確に示されており、また、上記のご説明をしておりますので、
既に「疑惑」とすら言えないものと認識しております。

個人間の行き違いにより、公的機関の手を煩わせた経緯については
心より反省をしております。しかしながら、何か違法性のある行為あるいは
女性に失礼な行いをしたことは一切ないと、まずいま一度申し上げておきます。

そして文春さんの取材については当初、

「逮捕歴があるという確かなウラを取った」
「その後、お金を払って示談・和解しているはずだ!」

ということで事務所にアポなし取材にきた後、文書による質問、
そして都知事選挙の街頭演説会場にも現れてぐいぐいと突撃してきました。

まあ正直、そこまで言うならと不気味で怖かったのですが(苦笑)、
すべて説明可能なことばかりですので、前述のように

「ネット中継して公開取材にしましょう」

と提案したものの、文春さんからNGが出て通常の取材となったわけです。
にもかかわらず、明日掲載される本文には

「得意の舌鋒は鳴りを潜め、『悪いことはしてない』と繰り返すのみ」
「相手女性を思いやる言葉を口にすることは最後までなかった」

等の記述がありまして、これは印象操作というべきものです。
時系列できっちりと、事実である部分は認め、そうでない部分は否定しています。
文春の記者さんの、2倍くらいしゃべっていたと思いますけど…。

一方の文春さんは、「逮捕」「示談・和解」等の定義すら曖昧なまま取材をかけてきて、
その部分を追及すると

「専門家ではないので、よくわかりません…」
「そういう証言があったとしか言えない」

と繰り返すのみで、まったく根拠を提示することができないままでした。

よって「逮捕」や「示談」という事実と異なる表現を見出しや本文で使わない、
また、疑惑などの語尾で誤解を招く表現を極力避けるよう強くお伝えし、
記者さんからは「わかりました」と言っていただいておりました

そこからの「強姦疑惑」という見出しのカウンターパンチぶりには、
モラルごと膝から崩れ落ちそうになりました…。

擁護するつもりもありませんが、鳥越さんの記事しかり、
「疑惑」をつければ何を書いても許されるんしょうね、彼らの中では。
(ちなみに鳥越さんとは異なり、私はすべての取材に応じましたよ!)

繰り返しになりますけど、
疑惑も何も、すでに解決済みの案件です。

ただ当時は独身・交際相手なしの身であったとはいえ、
男女の行き違いで公的機関の手を煩わせてしまったことについては、
心より反省をしております。

現在諸事多忙でもあり、報道の自由もありますから、
ことさらに訴訟を起こして言論を封じるようなことは致しませんが、
解決済み・報道済みの案件に対して印象を操作する見出しをつけられたことは極めて遺憾です。

またこちらの記事本文を見ると、
「小池百合子」氏の名前のほうが私より前に大きく記載されています。

加えて前述のように、本件は既に別のマスメディアが報道済みの案件です。
文春記者さんも、すでに既出であることは知っていました(記者本人に確認済み)。

にもかかわらず、このような見出し・書き方で記事化したところを見れば、
選挙戦中の候補者にダメージを与えようという意図は明らかなのではないでしょうか。
(ウェブでも使われている写真が、なぜか私ではなく小池百合子氏!)

なお、多大なるご迷惑をおかけしかねないので、
小池陣営の関係者にご報告をしたところ、
かえって小池百合子氏本人から直接

「ここは試練だと思うけど、乗り越えればきっと大物になれるから」
「つらいかもしれないけど、自分の口で説明をすることが大事。がんばって」
「できることは何でも協力する」

と激励の連絡をいただき、
その懐の深さ・人間の大きさには改めて強く感銘を受けてているところです。

ちなみに妻にもすでに報告済であり、
早刷りの記事を読んでもらったところ、感想は

「一言だけいえば、『音喜多』は平仮名にしてほしかったよねー

とのことで、理解ある家族に恵まれたことを改めて感謝をしております。
娘(8歳)にはさすがに刺激が強すぎるので、10年くらいしたら説明しようと思います…。

そういえば2年前に日刊ゲンダイで記事化されたときも、
セクハラやじ問題で都議会自民党と激しくやりあってた最中だったんだよな…
と不思議には思いつつ。

自分としてはこうした抵抗や圧力に一切怯むことなく、
今後も積極的で公明正大な情報発信を続けて参ります。

そして今回の一連の週刊文春の取材・記事化を受けて、
彼らの「やり方」というものもよくわかりました。

この点についても、需要があれば包み隠さずメディア取材を受けて、
明らかにしていきたいと思います。取材内容、全部音源で録ってますし。

いや本当、いまの政治と報道のあり方、良くないと思いますので。

改めましてこの度の報道でご心配・ご迷惑をおかけした
関係者・支援者の皆さまに心からお詫びを申し上げるとともに、
今後とも変わらぬ厳しいご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

取り急ぎ、ご報告まで。
よろしくお願いいたします。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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