こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
昨日の記事は大きな反響をいただきまして、今朝の朝刊では朝日・産経の
二紙が取り上げてくださいました。産経の方はネットニュースにもなったので↓
5000万円出張の内訳要求に「公文書開示請求して」 都議会総務委
http://www.sankei.com/region/news/160317/rgn1603170045-n1.html
そして本日、お望み通り公文書開示請求を行いました。
一部公開か黒塗りか、それともやましいことなくすべてが記載してあるのか・・
どんな結果が出てくるかわかりませんが、いずれにせよ手に入り次第、
皆さまに共有させていただきたいと思っております。
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「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」
(たみはこれによらしむべし、これをしらしむべからず)
古い時代には、こうした有名な論語が存在しました。
民衆は黙ってルールに従わせておけば良いのだから、
その意義や道理を理解させる必要はない、という意味です。
そして21世紀の民主主義社会である日本においても、
残念ながらこの意識が非常に、非常に強く残っていると言わざる得ません。
これは為政者のみならず有権者にも浸透しており、
「情報を公開すること」
「オープンであること」
に対する評価は極めて低いのが実情で、
悲しいことに実績を紐解いけば、こうした観点から
行政改革に熱心な政治家ほど死んでいく(落選する)傾向にあります。
「多少のことはアレでも、しっかりやってくれていれば良い」
という有権者の意識が、ここになかったと言えば嘘になります。
知るのも行動するのも面倒くさいから、政治家や行政にお任せ…
それで本当に上手くいっているなからかまいませんが、
こうした政治が招いた現状はどうでしょうか。1000兆円もの国の借金と、
未曾有の少子高齢化、世界でも突出した若年層の低投票率・政治離れです。
多くの人びとが実情を知り、危機感を持ち、解決策を考えるようにならなければ、
とてもではありませんがこうした状況は打破することができません。
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ネットというインフラが早くから身近にあった世代を中心に、
ようやく情報は
「常にオープンであることが普通」
「隠すということは、それ事態がやましい証拠」
という考え方が多くなってきました。
都庁などの行政職の中にも、現場に近い若手ほど
情報公開の重要性はしっかりと感じているように思います。
ですが、彼らを動かしている政治家や管理職たちが
古い考え方のままでは、組織として対応することはいつまで経ってもできません。
これまでも多くの気鋭の政治家たちが、
こうした状況に風穴を開けるために立ち向かい、志半ばで倒れていきました。
完全な「ムラ社会」である議会でこんな主張をすれば、
風当たりは当然に強いです。質問に立てばヤジは飛んでくるし、
飲み会には誘われないし、議会にある部活動にも入れてもらえません。
情報公開に熱心になったところで、道路整備や福祉の向上など
目に見える成果につながるとは限りませんから、票やお金になることは少ないでしょう。
私自身、選挙のために「ブログを今すぐやめろ!」とまで言われたこともあります。
だからこそ私は、負けるわけにはいかないのです。
あたらしい政治の道を、だれにもできなかった形で
切り拓くことがきっと、自分が政治家になった意味のひとつです。
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ありがたいことに、多くの方々から
「何か支援できることはないですか?」
「都民ではないけど、何らかの形で応援したい!」
というご連絡をいただいております。
応援方法を以下に記しておきます。
政治家は、個人献金で応援することができます。
都議会議員への献金は所得控除の対象となりますので、
閉鎖的な行政に納税するより役立つ使い道になるかもしれません。
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3月26日はタウンミーティングも行いますので、直接の激励も大歓迎!
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もちろん、応援のメッセージをいただいたり、
各種SNSで情報を拡散していただけるのも充分な励みになります。
「情報公開に熱心な政治家が評価される」
「むしろ選挙にも強い!」
そんな世の中がつくっていければ、時代は変わると思ってます。
そのモデルケースとなれるよう、全力で努力をしていく所存です。
引き続きご指導ご鞭撻、宜しくお願いいたします。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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