もっと、新しい日本をつくろう

成人式会場に議員とのガチンコ対談ブースを設置して、ヤンチャな若者とタイマンさせてみたらどうかしら?

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
今日は私の地元北区でも成人式が盛大に執り行われまして、
2,725名の新成人が誕生したそうです。おめでとうございます!

3735596463969

なんというか、成人式は何が起こるかわからない緊張感があって、
感情移入ができる卒業式についで出席するのが楽しみな式典でもあります(笑)。
あんなに終始会場がザワザワしてる式典は、成人式くらいだもんな…。

今年は叫んで注意を受ける人は
何人かいたものの、強制退場処分はなし。

「新成人の皆さまは、この国を担うという自覚と責任をもって…」

と花川区長が祝辞を述べておられましたが、
ここで12年前の私@成人式の様子を振り返ってみましょう。

156441_315687485172969_1947984105_n

292145_315688198506231_356090168_n

うーむ、残念ながらこの国を担うという自覚と責任は感じられません。。
人はいつオトナになるのかというのは、けだし永遠の難題でもあります。

とはいえ、一つの区切りとして新成人たちが手にするのは
「選挙権」という明確な社会参画の権利であります。
(今年から18歳になりますけど。)

同年代が公的にこれほど大規模に一同に介する機会は金輪際ないわけですから、
新成人の皆さまに政治参加を啓蒙するのにこれほどの大きなチャンスは今後ありません

もちろんこの辺りは区市町村の選挙管理委員会もわかっていて、
大勢のスタッフが会場前で啓蒙パンフレットを配布したり、
懇親会の会場には簡易模擬投票のブースが設置されていたりします。

3735596826734

3735597125792

…努力の跡は垣間見えますが、魅力的とは言いがたいコンテンツです。
昨年も同内容でブースを設置していたそうですが、

「前回の投票数はどれくらいだったんですか?」
「…60票くらいですかねえ。。」

うーん、新成人の母数から考えると投票率3%弱
NPOなどの民間団体と協力してコンテンツを提供するという手もありますが、
模擬投票はきちんとやると時間がかかるので、なかなか難しいのも現実です。

会場などには「占いコーナー」などのブースも設置されておりましたので、
もうここは一つストレートに

「現職議員とガチンコ対談できるブース」

を置いて並べておいたらどうでしょうか?
式典には国会議員・都議・区議がほぼ全員出席しておりますし、
彼らとて選挙権を手にする新成人との触れ合いは喉から手が出るほど欲しいはず。

「懇親会の企画に協力してもらえませんか?」

と一声かければ、マクドナルド並のスマイルとともに了承されることでしょう。
あとは合同就職説明会のイメージで

「就職相談のります!」
「地域の○○という課題解決が得意です!」
「××中学校出身です、後輩の皆さま、お話しましょう!」

などの自己PRをブースの前にでも掲示して、
それぞれの議員が競争しながら新成人を呼び込みしてトークセッションを繰り返す。

新成人のほとんどが本物の政治家と触れ合ったことなどないでしょうから、
少しくらいは興味を持つきっかけになるのではないでしょうか?

成人式名物のヤンチャな若者が絡んでくることもありましょうが、
そこは日々の街頭活動で百戦錬磨の議員たちですから、
えーと、自己責任でなんとかしてくれ。

以上、お金もかからず、議員にも新成人にもWin-Winな企画なのですが、
全国の選挙管理委員会の皆さまどうですか?!(謎の営業)

ちなみに登壇の機会が終わり太鼓が始まってから、
会場の様子を撮影しようと客席に入場したところ、

「再入場ですか?ただいま満席で…」

と係員に新成人に間違われる珍事件もありました。
まだまだ若いモンには負けないように頑張っていきたいと思います!

特にネット発信を、18歳~22歳くらいの世代にどうリーチさせるのかが
私の次の課題でもあります。読者層の中心はたぶん、25歳~50歳くらいなので…。

社会に出た後じゃないとなかなか、政治や社会問題に目はむきづらいのでしょうが、
新成人の方々にも楽しんでいただけるコンテンツと配信方法を
積極的に模索していく次第です。

改めまして新成人の皆さま、おめでとうございました!
10年後にはこの中から、たくさんの政治家が誕生すると良いですね^^

それでは、また明日

個人献金のお願い
ボランティアスタッフご登録のお願い
音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

友だち追加
twitter @otokita
Facebook おときた駿
Instagram @otokitashun

Tags:

ページトップへ