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「保育所」「待機児童」だけじゃない、基礎自治体の子育て支援チェックポイントの「学童保育」

日々のこと,

選挙戦3日目です。

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街頭に立っていると、あるいはネット上を見渡すと、
応援コメントと並んで厳しいご意見をぶつけられることがあります。

「障がい者ということだけをアピールされても困る」
「元ホステスなんて人に何ができるの?」
「政策が空っぽじゃないか!」

etc..

いやあ職業や属性はともかく、政策のことを言われると、
政策マニアを自称している私としてはウズウズしちゃいます(笑)。
基礎自治体にしたい質問、山ほどあるなー(するのは勿論本人ですが、政策立案は手伝います)。

斉藤りえの政策はこちらから↓
http://saitorie.com/policy/

この中の一つとして掲げているのが、子育て環境。
誰もが主張する待機児童政策はもちろん入っておりまして、
個人的も推していきたいと感じているのが「学童保育の充実」です。

案外と当事者以外には見落とされがちな点ですが、
小学校に入学したら子育てが終了するわけではもちろんありません

以前よりは手がかからなくなるとはいえ、特に小学校低学年のお子さんは、
仕事との両立をする上でまだまだ難しい年齢です。高学年になるといわゆる「鍵っ子」になり、
帰ってくるまでのお留守番も可能かもしれませんが、10歳位までは不安がつきものでしょう。

そんな保護者たちのための保育施策が「学童保育」です。
保護者が仕事をしている児童を自治体が預かってくれる「学童クラブ」や、
放課後の空き教室を利用した「放課後子ども教室」を運営している地域もあります。

もちろん民間の施設もありますが、公立のものはすべて基礎自治体が運営主体
広域自治体である東京都とはほぼ完全に独立している部分ですので、
これを改善・政策提言していくのは市区町村議員の役割となります。

そしてこの学童保育、東京都23区でも非常に内容や質にバラつきがあります
待機児童や保育所などだけを「子育て環境」として重視して引っ越したけれど、
学童保育がダメで子どもが小学生になった時にまた引っ越しを余儀なくされる…

そんなことが頻繁に起こっているのが、学童保育の実態です。
各基礎自治体の学童保育は、子育て環境を知る上での重要なチェックポイントと言えます。

ではここ、我が北区はどうでしょうか?

昨年度・今年度はやや増えてしまったのもの、待機児童が比較的少なく、
子育てクーポンの充実や高校生までの子ども医療費助成などが評価される一方で、
残念ながらこの学童保育が北区の弱点でもあります。

公設の学童クラブ数こそ小学校の数を上回って設置されているものの、
その預かり時間はきっちり18時まで。ほとんどの施設で延長保育の実施はありません

18時きっかりまでに地元の学童クラブにお迎えに来るのは、
正社員として働く保護者にとっては極めて困難と言えるでしょう。
さらに「お迎え必須」の施設もあり、その場合は3年生くらいの子どもが自分で帰ることもできません。

19時までの延長保育や夏休み期間中の対応を期待する場合、
民営の学童クラブに預けることになりますが、その数は公設の5分の1に留まります…。
もちろん、料金も割高です。

なお、23区の学童保育の比較については、
こちらのサイトで詳しく検証がなされています。(素晴らしい!)

学童保育なら、学童ナビ 自治体別学童
http://www.gakudonavi.com/index.php?%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E5%88%A5%E5%AD%A6%E7%AB%A5

※4/22追記

「長期休暇の際の未対応」「放課後子ども教室の未実施」などの
北区情報に誤りがあったため、一部内容を修正いたしました。

一次情報に当たらず記事を執筆したため、申し訳ございません。
(政策マニアとか言っておきながら…反省します)

北区の放課後子ども総合プラン
http://www.city.kita.tokyo.jp/g-renkei/kosodate/plan/wakuwaku.html

もちろん北区より状況が悪い区はありますが、
19時までの延長保育・長期休暇の対応をしている区も多くあります。
逆に荒川区のように、民営化を推し進めているケースもあり、まさに千差万別です。

子どもが小学校に入学した後も働き続ける保護者にとって、
学童保育の質は死活問題。せっかく出産・子育てをしてきたのに、
そのタイミングで区外へ引っ越しを余儀なくされた…

そんなことが起こらないよう、斉藤りえも4歳の子を持つ母親として、
まずはこの学童保育の改善・充実に取り組んでいくことを政策に掲げています。

先日もオンラインサロンのイベントで、

「子育て環境を図るには、どういうところを確認するべきか?」

という質問をもらいましたが、繰り返しになりますが学童保育はその一つであり、
候補や議員たちに学童保育の問題について知見を聞いてみると、
子育て政策に対する本気度がわかるかもしれません。

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明日も一人でも多くの有権者とふれあえるよう、
活動をサポートしていきます!それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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