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高額療養制度の見直しは必要だが、高所得者狙い撃ちは優先順位がまったく違う

日々のこと

厚労省が発表した制度設計が波紋を呼んでいます。

高額療養費制度 来年8月から上限額引き上げの方針 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241223/k10014677021000.html

確かに見直しをすれば目先の社会保険料は多少、多少おさえられるかもしれません。

しかし、そのやり方が現役世代の高所得者層の狙い撃ち。いくら高所得者とはいけ、これだけ上限が引き上げられれば、治療を躊躇するケースは十分に考えられます。

普段から高い保険料を払っている層にこの仕打ち。

医師でもある今村氏が指摘する通り、現役世代にしわ寄せが行くことは大きな問題です。

社会保険料の引き下げと持続可能な制度構築のために必要なのは、高所得者への負担増ではなく、格安な70歳以上の後学療養制度や、無償で消費されてしまう生活保護者への医療リソース提供の見直しのはずです。

この引き上げが、法改正も必要なく厚労省の一存で変更されてしまうことも大きな問題です。

社会保険料引き下げを実現する会としてもしっかりと声をあげ、また「医療維新」で70歳以上の高額療養費制度の見直しを提言している維新の会とも連携していきたいと存じます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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