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北区花火会、4年ぶりの本格開催!一方で、全国の自治体では花火大会の消滅・縮小が相次いで…

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は4年ぶりの本格開催となった北区花火会に、JC北区委員会メンバーとして運営ボランティア参加してきました。

初期の頃から携わり続けているので、第10回記念大会というのは感慨深いものです。

ものすごい僻地の警備をしたり、簡易トイレ(ぼっとん便所)に落ちてしまった来場者のスマホを拾うためにゴミ袋を装着してワイルドに手を突っ込んだりと、色々な思い出が走馬灯のように(笑)。

大小色々なことが今年もありましたが、なんとか終了してよかったです。御来場の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!

さて、北区花火会は4年ぶりに復活開催ができましたが、全国では花火大会の中止や縮小が相次いでいるようです。

「6分」だけでも花火を…花火大会本格化の陰で苦渋の決断も(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230809/k10014158151000.html

元々の財政難に加えて資材高騰・人手不足、さらにはコロナによる空白の4年間でノウハウが失われ、ついに伝統ある花火大会が消滅…という事例が増えています。

確かに運営側から見ると、花火大会はとんでもなくコストが高いイベントです。天候リスクも高く、花火本体のコストはもちろん警備やゴミ拾いなどの労力は甚大そのもの。

それでいて経済波及効果は極めて低いことは、「夜の経済学」専門家の木曽崇氏も指摘をするとおりです。

花火の有料観覧席の是非:いっそ花火はもう止めてみては?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d66a6f45e6f7046d54a737c0827416fe96cb5b88

記事中にもあるように、私も大好きな熱海の花火大会などは、小規模なものを夏に限らず年間20回ほど散発的に開催することで、宿泊業を含む多くの地域経済に恩恵をもたらしています。

持続可能性・地域振興の文脈で花火大会を考えるのであれば、一晩限りの「打ち上げ花火」ではない形式への転換は、存続に向けた一つの形なのかもしれません。

北区花火会は、初期から有料観覧システムを導入するなどして持続可能性を維持しています。もちろん、地元企業の協賛やボランティアスタッフに支えられていることは言うまでもありません。

経済的波及効果が低くとも、花火というのは「記憶」に強く残り、街の伝統や絆を継承していくのに役立つこともまた事実。

ノウハウや人手不足は問題ですが、多くの自治体で断念される理由は財政難が中心的理由ですから、やはり日本全体を底上げする力強い経済成長が必要です。

古い仕組みを改革し、規制緩和を進め、税収増・経済成長を実現するべく、政治家としても邁進していきたい。そんなことを花火が舞う空に思った夜でした。

失職しないよう、明日1日(日)は街頭活動を行います!それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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