プロブロガーとして著名なイケダハヤト氏が
都議会の控室に遊びに来てくださいました。
直接のきっかけは、イケダハヤトさんが
私のことを取り上げてくれたこちらの記事。
給与明細を公開!都議会議員・おときた駿さんのブログが熱い
http://p.tl/KuBH
この後に何度かTwitter上で絡みがあって、
そこから本日の会談に至ったと、こういうわけですね。
うーん、なんともソーシャル世代同士っぽい。笑
私も学生時代の2004年からブログを書き始めて今年で10年目。
「ブログ(文章)で食っていく」というのは一つの憧れであり、
それを実現しているイケダ氏には同世代として刺激を受ける面があります。
彼の著作も早速読ませていただきまして、本日はその中から
ブロガーとして特に共感したポイントを3つばかりご紹介。
1.ニッチなテーマで攻める
やはり読まれるブログには、個性やオンリーワンの魅力があるもの。
また、それまで誰も開拓していない分野の情報を発信することも重要です。
自分の場合、
「都政(都議会)×政治×ブログ」
というこれまで誰も手を出していないブルーオーシャンに進出できたため、
某BLOGOSで「音喜多無双」とまで形容される状態を作り出すことができました。笑
都政についてなんて、ググっても新聞記事くらいしか出てこなかったですからね…
BLOGOSのタグ「都議会議員」ページ
http://goo.gl/T6Ndx5
世間に対して希少価値のある情報を提供するのも
アクセスを上げる重要な視点と言えます。
2.ネタは出し惜しみしない
ほんとこれ。
「このネタ、面白いからもうちょっと取っておこう」
「もったいないから、2回か3回に分けて記事にしよう」
なんてセコい発想をした瞬間、なぜかネタが消滅してしまったり、
全然おもしろい記事が書けなくなったりします。
これにロジカルな理由をつけるのは難しいのですが、
やはりアウトプットをした分だけ情報はその人に巡ってくるのでしょう。
ブログの世界でも、情報は常に「流れる」ところに集まってくるのです。
なので自分も、書きたい・書けるネタを思いついたらその日に全力で記事にします。
夜が飲み会とかでうっかり書きそびれたりすると、鮮度が落ちて
記事にならなくなることもしばしば…。
そのとき、そのタイミングでしか書けないことがあるというのは、
速度の早い流れ行くウェブの世界の醍醐味でもありますね。
3.ブログは「ストック型ビジネス」、農業のようなもの
この発想はなかったので、目からウロコでした。
大量の記事を書き続け、それを過去ログとしてストックしておけば、
検索エンジンなどから飛んでくる人たちのアクセスを恒常的に稼ぎ出し、
放っておいてもそれなりに価値を生み出すように成長してくれる、と。
確かに、自分のアクセス状況を見てみると
給与公開や選挙費用のネタなどは定期的に人が訪れていますし、
このまま都議会・都政の情報を1年くらいずっと書き溜めていけば、
それがそのまま「都議会情報アーカイブ」としてウェブの世界で
プレゼンスを発揮するようになるかもしれません。
これまではどちらかというと、瞬間風速的に話題になる記事を書こうと
意識している面がありましたが、「価値ある情報をストックしていく」という観点で
コツコツと記事を書きためておく姿勢を今年は持っていきたいと思います。
—
とまあ、今回の訪問では私が一方的にしゃべっていて
イケダ氏のお話はあまり聞かなかったのですが(苦笑)、
せっかくなので彼の著作を読んで思ったことを書き留めてみました。
イケダ氏の言説はまさに賛否両論、
いろいろと物議を醸しだしておりますが、
20代を代表する文化人としてこれからもご活躍を期待しております!
明朝は王子駅前で街頭活動予定です。
それでは、今日はこの辺りで。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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