都議会に議席をいただいて以来、
デジタル・ネイティブ世代(よりはちょっと上だけど)の責任として
「東京都のホームページがイケてなさすぎる!」
「それなのに、年間トータル3億円以上なんてありえない!」
と、事ある毎に指摘を続けておりまして、
東京都のホームページに、年間3億円以上?!
http://otokitashun.com/blog/togikai/1858/
参考:東京都公式ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/
障がい者対応などの「ウェブアクセシビリティ」についても、
一部で著しく遅れが見られる点なども改善を具申してきました。
「お問い合わせ窓口」に電話番号だけでは、連絡ができない人がいます【ウェブアクセシビリティ】
http://otokitashun.com/blog/policy/3565/
一応、改良に向けての前向きな答弁はいただき、
地味ではありながら少しずつ改良が進んでいるホームページですが、
上記の記事にあったように、なかなか明確な期限をお示しいただけないままでありました。
■
そんな中、昨日の東京都議会本会議の一般質問において、
自民党の川松議員から東京都HPについて
「民間会社の調査によると、東京都のHPは47都道府県中40位」※評価基準は不明
「世界一の都市を目指す東京都のHPが、このような状態で良いのか?」
という、至極もっともな指摘・質問がありました。
これに対してどのような答弁があるのか、興味深く聞いていたのですが…
なんと局長ではなく知事みずから
「HPについての指摘は、まったくその通りであると私も思っている」
「抜本的な見直しをするように指示してある。詳細はこの後、生活文化局局長から答弁させる」
と答弁されたのです!
(画像引用元)
さらに続けて生活文化局長が
「来年度中の全面リニューアルを目指す」
と期限を明言!
あれほどのらりくらりと期限を明示することを避けてきた東京都が…
まさに「鶴の一声」と言えるでしょう。
■
…まあ、思うところはありますが、タイミングも色々ありますからね!
私以前にも、民主党の議員さんがHPの内容と無駄遣いについては激しく指摘もしていましたし。
しかしまあ、激しく担当局とやり取りをしてきた立場としては、
ここまで踏み込んだ答弁が出るとは、なかなか衝撃でした(笑)。
誰の質問がきっかけになったとしても、都民・閲覧者のために改善が進むのは良いことです。
見づらい、ダサいと評判の東京都ホームページが1年以内にどう変わっていくのか。。
ぜひとも皆さま、ご注目をいただければ幸いです。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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