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初めての失敗… -文書質問編-

都議会の話

やっちまいました(´゚д゚`)アチャー

本日は「文書質問」の締切日でございまして。

議員の「質問」は大事な議会活動ですよ、
ということは以前の記事にてお伝えいたしましたが、

「質問」こそ、議員の花形?
http://otokitashun.com/blog/togikai/1587/

都議会では質問に登壇できなかった議員が
文書によって質問する「文書質問」が認められています。

これは少人数会派の議員にも質問機会が与えられる、優れた制度です。
地方議会によっては文書質問が認められていない場合も多々あります。

そこで、色々と調べてはいるのですが、今回は東京都の
「ウェブ上での情報公開」について突っ込んでみようと思いまして。

東京都のホームページはそれなりに充実しているものの、
各局によって統一感がなかったり、複雑で必要な情報に
たどり着けない場合があったりと、改善点は多々あります。

そしてこの運用にかかっているコストは適切なのか否か、
IT技術の進歩に伴って不断に見なおしていく必要があります。

ただ、東京都のウェブサイトは膨大な量に及び、
私の力不足によりすべてを精査して改善点を
洗い出すまでに至らなかったため、

「まず最も身近な、東京都議会(議会局)のウェブに絞って提言しよう!」

と考え、質問書を作って提出してみたわけです。

※東京都議会のウェブ
映像がIE以外のブラウザに対応していない等、改善点多数。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/

ところが、担当の方が来て一言。

「議会局は執行機関ではないため、質問対象ではありません

((;゚Д゚)そ、そうだったのか…!

考えて見れば当たり前の話で、議会(議員)が質問するのは
都知事に紐付いた執行機関、つまり行政の各局。

翻って都議会の運営を補佐する
議会局は「都議会議長」に紐付いた機関で、
ここに質問するのは身内に刃を向けるみたいなもんですね…。

という話をお隣にいた先輩の上田都議に言ってみたところ、

「ああ、そうだよ!言ってあげれば良かったねー。
 あたしも新人の時に似たようなことして大恥かいたよ!」

とのことでした(苦笑)。

いやはや、そういうわけでせっかくの質問の機会を
一発空振ってしまいました。。

もしあとに続く方がいたら、新人の時に
同じ失敗を繰り返さないためにもう一度。

議員は、議会局に対しては質問が出せませんよーー

議員の任期は4年間、年間4回の定例会ですから
質問する機会は16回しかありません。

幸い文書質問に文量制限はありませんので、
次回はウェブに加えて子育て支援や教育政策など自分のアジェンダについても
きちんと提言できるよう、今回の倍返しを目指して調査を続けます!

とりあえず穴があったら入りたいので、入ってきます。。
それでは、また次回(泣)。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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