この写真は昨年、
「桐島、部活やめるってよ」
の作者、朝井リョウ(直木賞作家)さんにお会いした時に
今日の日のために書いていただいたものです(実話)。
というわけで、昨日1月31日を最終出社日として、
新卒で入社したLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンを卒業いたしました。
入社後は、180年以上の歴史を誇る化粧品ブランド
「ゲラン」に配属され、営業やマーケティングを担当した7年間。
右も左もわからぬ社会人1年目からお世話になった想い出は尽きることがありません。
一言でいうと、とんでもない新入社員だったな、と。笑
ウェルカムパーティー(入社式)の時に
英語で挨拶しろと言われてテンパって、
「僕が世界を変えてみせます。化粧品でね!(キリッ)」
とか言い放って失笑を買ったり。
(その後、世界はiPhoneで変わることになる。チーン)
入社1ヶ月目のイベント準備の際にカッターで指を切り落とし、
8針ぬう大怪我で史上最速の労災ユーザーになってみたり。
会社での毎日を赤裸々にブログやmixiに書きなぐって、バレてめっちゃ怒られたり。
etc,etc…
いやぁ、よくクビにならなかったなあ(驚)。
温かい目で見守ってくれた先輩たちには、感謝してもしきれません。
外資系かつ、ブランドビジネスという商売柄、
職場も8割以上が女性という特殊な環境でありましたが、
それだからこそ学べることもとても、とても大きかったです。
あと、英語がまったくキャンノットスピーク(TOEIC当時475点)だった僕が
曲がりなりにもしゃべれるようになったのは、社長(仏人)との英語MTGのおかげ。
最終日も、最後の最後まで実感がわかなかったのだけれども。
帰り際に入り口から自分のデスクを見つめた時、ああもう明日から
ここに来ることはないんだと寂しさが押し寄せてきました。
当たり前の日常が、当たり前じゃなくなるんだなぁ。。
そして何の後ろ盾もない私が、政治の世界への挑戦を決めてからの日々は
ただただつらいことも多く、いかに自分がLVMHやゲランの皆さまに支えられ、
サラリーマンという立場に守られていたかを痛感する毎日です。
それでも、ここで培った7年間の誇りを胸に、
自分の信じた道に向かって進んで行こうと思います。
仕事を通じて知り合った皆さまには、
どうぞ今後とも変わらぬご指導ご鞭撻や
叱咤激励をいただければ幸いです。
ルイヴィトンやディオール、ゲランといった素晴らしいブランドに囲まれて
積んできたビジネス経験と感性で、政界へも新しい風を吹き込んで参ります。
さあ、次のステージへ!
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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