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「ちょっと、マジやだ!そういうのは本当にやめて!」未だに忘れられない、街頭活動での嫌な思い出

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

議会がない&都議選までラスト3ヶ月ということで、普段は街頭活動を行わない都議さんたちが朝・夕と駅前で演説をしている姿を見かけるようになりました。

かくいう私も、育休期間を除いて定期的に駅立ちは続けていたものの、4月からはかなり頻度を増やしてほぼ毎日街頭活動を行っております。

本日は学生服をきた少年二人組が目の前を通過する際、こんな会話が行われていました。

「あれ、あの人見たことある」
「なんか、テレビに出てる人じゃなかったっけ?」
「…ああ、クイズの!

ちょ、政治家としての知名度っ!!

さて、本日お邪魔して街頭活動を行ったJR田端駅(北口)は、

「手を繋いで出社してくるカップルが多い駅」

不動の区内ナンバーワンです(おときた体感調べ)。理由はわかりませんが、とにかく仲睦まじく早朝から手を繋いで駅に向かっていくカップルの姿が散見されます。

その光景自体は微笑ましいのですが、そんな姿を見ているとある思い出がいつも蘇ります。

かつて私が立候補する前、「みんなの党」という政党のボランティアスタッフをしていた時のこと。

週末に人で賑わう三軒茶屋にて、渡辺喜美代表(当時)を迎えての街頭演説が行われ、私を含む大勢のスタッフがその周囲でチラシ配りを行っていました。


(昔のアルバムから、こんな写真も出てきた)

私の前を通りかかったのは、20代~30代くらいの今どき風のカップル。チラシを差し出すと彼氏のほうが

「あ、みんなの党だ!俺けっこう好きなんだよね~」

と言いながら、手を伸ばそうとしてくれたその時。

「ちょっと、マジやだ!そういうのは本当にやめて!」

と彼女が小声で叫び、彼氏の手をはたき落とした(抑えた)のです。

そういうの、か…

この言葉と光景は、今も私の脳裏に深く刻まれています

推察に過ぎませんけれど、彼女の中では「政治なんてダサい」あるいは「政治なんて危ない」ものだったのでしょう。

公衆面前で政治家のチラシを受け取るなんてもってのほかだし、自分の彼氏には間違ってもそんな「ダサい」ことをして欲しくない。そうした衝動が、彼女の上記の発言と行動に至らせたのではないでしょうか。

やはり日々、政治活動を行っていると、

政治と宗教と野球の話はタブー(特に前者2つ)」

と言われた時代から、まだまだ日本社会は変わっていないなということを痛感します。政治というのを身近に感じてもらうために、政治家たちももっと人々に身近な存在になる必要がありますね。

でも最終的に何が言いたいかというと、私たちも頑張るので、ぜひ駅前で政治家を見かけたら、快くチラシをもらってあげてね!ということです。

チラシを目の前で破かれたり、「興味ない」「邪魔」と罵られたことなど、一つひとつ地味に覚えているものなんですよねえ…。

明日も王子駅前に出現予定です。それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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