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1月は都議会議員に給料払わなくていいんじゃないの?

都議会の話

タイトルは若干、あおり気味につけておりますが…。

大小様々な新年会、賀詞交換会にお招きいただいております。
1月だけでその数、およそ30程度。支持団体を持たない小政党の私でこれですから、
大きな政党の議員さんは軽く倍以上の会合に出ているのではないでしょうか。

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しかしまあ…どうなんですかねコレ。。

一年目なので、都合がつくご招待についてはすべて出るようにしています。
もちろん、普段お会いできない方々と会える貴重な機会でありますし、
政策や地域事情についてご意見をいただけることもあります。

しかしながら、自分の挨拶が終わると即座に次の会合に向かう
議員さんの姿も珍しくありませんし、それなりに長く居る方でも30分か1時間程度。
これでどこまで「地域の声を吸い上げる」ことができているのでしょうか?

飲食を伴う会合には、5千円~1万円前後の会費がかかります。
政務調査費を充てるなどもってのほかですけど、自腹に払うにしても
議員報酬だって皆さまの税金からいただいているものです。

もし新年会や会合まわりが政治家が「顔を売る」ためのものであるなら、
そのような議員の『就職活動』のために都民の皆さまは
我々に高いお金を払っているわけではないはずです。

都議会の場合、1月は議会も委員会も一切ありません。
公務としては、予算概要の発表と復活予算要求があるのみです。
(これについては別途また取り上げます)

どうも議会局や役所としても「1月は議員さんたちは地元にいるもの」と
割り切っているらしく、議会中に比べて明らかにフットワークが鈍り、
議会関連の部署の雰囲気は少々弛緩しているような気がします。

もちろん、こうした閉会中に政策立案や事例の調査・視察を行うことが
議員の大切な仕事でありますが、あんなに会合をいくつもハシゴしていて
そんなことをしている時間が皆さんにあるのか疑問です。

ただ、会合や式典にしかるべき立場の人間(議員)が出席する儀礼的な意味は理解できます。
それならば、例えば北区には都議会議員が4名いるのですから、各年で持ち回りで出席して
その他の議員さんは政策立案に勤しむとか、そういうことができないものですかね…。

まあ「選挙」が今の形である限り、2000%無理でしょうけど。

まとめますと、新年会や会合への出席については

「地域の声を聞く」
「しかるべき立場の人間が祝辞を述べる」

という点で理解できる部分もある反面、どうしても次の選挙のために顔を売ることや、
あるいは前の選挙の御礼を言う場になっていることに大きな疑問を感じる…
といったところでしょうか。

そんなわけでなんだか悶々としているので、
その感情を毎日の街頭活動で発散している日々です。(苦笑)
せめて活動報告くらいさせていただかないと、申し訳が立ちません。

「給料ドロボー」にならないよう、
会合の合間に次期定例会に向けて政策テーマの深堀りを進め、
また東京都議会の通年議会化に向けても提言をしていきたいと思います。

なお明日は北区内で行われる、「谷川真理ハーフマラソン」を走ってきます!
もしお見かけすることがあれば、ご声援よろしくお願いします^^
それでは。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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