こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
東京都議会議員の音喜多駿さん(@otokita)と新宿区議会議員の伊藤陽平さん(@itoyohei_tw )とお話しして来ました!
アプリの機能についてご意見頂くなどしました〜
発信力のある議員さんも「ポリポリ」に巻き込んでいきたいと思います!#polipoli pic.twitter.com/otpyoUaLAI
— 伊藤 和真@PoliPoli (@kazuma12222) 2018年6月8日
今日はブロックチェーン(≒仮想通貨)技術を用いた確信的な政治情報共有アプリ「PoliPoli」を開発している皆さんが都議会議事堂に来てくださり、意見交換を行いました。
「日本の政治をブロックチェーンで変える」19歳慶応生の挑戦——6兆円市場はブルーオーシャン
https://www.businessinsider.jp/post-168589
政治に対する圧倒的な情報不足や不透明性から、
「政治家と有権者が気軽に意見交換や評価ができるサイト・アプリが作れないか」
という課題意識や構想はこれまで何度もありましたし、様々なサイトやアプリが立ち上がっては消えてきました。
この原因は様々にありますが、
・政治系サイトは過激な発言や書き込みが多く、荒れがち
・政治家側に参加するメリットやインセンティブが少ない
・むしろ荒れてる場にいるとマイナスなので政治家は忌避→過疎化
という負のスパイラルに陥ることが大きな要因であったと考えられます。
そこで新サービス「PoliPoli」は、ここに明確なインセンティブを与えることでこれらの課題解決を試みます。
それがアプリ内で流通される、「ポリン」という名の仮想通貨です。
信頼できるコメントを続けるユーザーには「ポリン」を配布することで、誹謗中傷などのコメントが発生することを防ぐ。
また政治家は政策や意見を発信することで、支持者になったユーザーから「ポリン」が獲得できるので、情報発信をする意欲がわく。
最初はこの「ポリン」はPoliPoli内でデータを買うなどの用途に留まりますが、将来的にPoliPoliが仮想通貨交換所に流通するようになれば、他の通貨に換金することも可能になるようです。
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非常にざっくり言うとこうした仕組みで、「ありそうでなかった」政治家と有権者を有機的につなぐ政治アプリが誕生するかもしれません。
何よりこのブロックチェーン技術を活用した「評価経済」の仕組みは、政治系の分野では平行展開する可能性を秘めていますので、個人的にもぜひともこのサービスが爆発的な成功をおさめて欲しいと願っているところです。
PoliPoliは6月末にβ版がローンチされる予定で、絶賛開発中とのこと。
公式サイト
https://polipoli.work/
私からも政治家が求める機能などについて、僭越ながらいくつか意見を申し上げました。
残念なことに政治家は「票と金」にならないものはやらない傾向がありますが(苦笑)、それでも「楽しさ」「気軽さ」みたいなものが担保されることは、とりわけ若い政治家にとって重要だと思います。
ベータ版でどのようなものが出てくるのか、私も楽しみです。
皆様にもこのサービスと展開に、ぜひともご注目いただければ幸いです。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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