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離婚後の「面会交流・養育費の支払い」は、子どもの最善の利益になりえる。一方で、留意すべき点も…

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は11時~14時頃まで、赤羽駅前でボランティアスタッフとともに街頭活動。

演説が1分と続かないほど沢山の方にお声がけいただき、ありがたい限りです。閉会中は合間を見て、積極的に街頭活動を展開していきたいと思います。

ボランティアスタッフも大募集中です。報酬はありませんが、やりがいはあります?!

「ボランティアスタッフ希望」と明記の上、問い合わせフォームからご連絡ください。
https://otokitashun.com/contact/

夕方からは以前に長野でシンポジウムが行われた際にもお声がけいただいた「親子ネット」さんに誘われ、現在国政の方で議論されている「親子断絶防止法」の勉強会へ。

ちょうどマイクを握っているのは、自身も離婚家庭の子どもとして育ち、親権を持たない母親とは20年以上も交流を持てなかったという竹村目黒区議。

こちらも折を見て取り上げている通り、我が国では離婚後の面会交流や養育費の支払いがほとんど実施されておらず、これがひとり親家庭の金銭的・社会的貧困につながる要因の一つになっています。

子どもの貧困の中で…「養育費」という子どもの権利を守る方法はないのか?
http://otokitashun.com/blog/daily/8300/

養育費という金銭面も極めて重要ですが、両親の不仲によってどちらか一方の親と会えなくなるということもまた、子供の生育にとって大きな不利益となります。

この問題に完全と立ち向かっている明石市の取組について、視察した際に詳細なレポートを書かせていただきました。

「離婚後の支援なんてやると、離婚を助長するんじゃないか」という謎の風潮にNo!明石市のひとり親養育支援がすごい
http://otokitashun.com/blog/daily/8801/

私自身の妻も再婚組で、周囲にはひとり親家庭が少なくありませんが、やはり養育費の支払いや面会交流の重要性がきちんと認識されているとは言い難い状況です。

DVや虐待、子供の連れ去りという緊急事態はもちろん例外ではあるものの、少なくともそうではない通常(?)の離婚の場合、「子供の最善の利益のために、面会交流や養育費の支払いは絶対に必要である」という意識を根付かせる必要があります。

そうした大きなきっかけとなる意味で今回、親子断絶防止法が活発に議論されていることには大きな意味があると思います。

一方で、法律で離婚後の面会交流を義務付けることで、前述のようなDV・虐待家庭における配偶者や子供の逃げ場を失わせてしまうことに対して、強い懸念が示されていることも事実です。

法律の内容や運用の中で、こうした弱者の権利がしっかりと守られるように、くれぐれも留意する必要があります。

法律自体は国政マターですが、都が直轄する児童相談所や、同じく都が実施している面会交流支援事業にも直結する本法案。

今後の議論や展開についてはしっかりと注視し、賛成・反対双方の意見に耳を傾けていきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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