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本日の離党報道と、「都民ファーストの会」執行部の残念な対応について

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日昼過ぎに予想外のタイミングで、私および上田令子都議が「都民ファーストの会から離党を検討している」という旨の報道がなされました。

確かに、

◯小池知事の政治姿勢への疑念
◯「都民ファーストの会」運営方針への不一致
◯国政政党「希望の党」に対する不信感

等から、離党を検討していることはまぎれもない事実です。

しかしながら、現在はまだ都議会定例会の会期中であり、まずは目先の都政課題に一意専心し、結論は一両日中(都議会定例会終了まで)に出したいと考えています。

また、その決断と手続きが行われるまでは、メディア取材等への対応も必要最小限に留めていく所存です。

仮に離党という結論になれば、5日の夕刻に記者会見などしかるべき形で、理由や背景などを詳らかにさせていただきたいと思います。

ですが一点だけ、本日の段階で早めにご説明させていただきたいことがあり、以下に記します。

本日、私の離党検討報道を受けて都民ファーストの会執行部の役員が記者会見を行い、公的な場で

「両氏が離党するのは、希望の党から衆院選挙の公認を取れなかったからではないか」
「今日のタイミング(公認発表)で出たということは、それ以外に考えられない」

という『憶測』を述べたようです。その一部は、下記のように記事にもなっています。

「都民ファースト」都議2人離党へ 「希望の党応援できない」…小池都知事の政治姿勢に反発
http://www.sankei.com/politics/news/171003/plt1710030083-n1.html

一方、「都民」幹事長代理の小山有彦都議は2人が国政転身の意向を以前から周囲に漏らしていたと指摘した上で、「(1次公認に入らず)希望の党から出馬できないことが分かったので、(離党という)対応につながったのであれば残念」と言及。離党の本当の理由を明かさずに知事批判に転嫁しているとの見解を示しており、当事者の言い分は食い違っている。

要は、「国政選挙に出られなかったから、その腹いせに離党したんだコイツラは」ということですよね…。

この憶測はまったくもって事実無根であり、記者会見でこのようなコメントを述べるのは、悪質な印象操作とも言えるものです。

本来であればこのようなことは、政治家自身で言うべきではないのはわかっています。

しかし、このような残念な対応を先方がされるのであれば、きっぱりと以下のように反論したいと思います。

私に対しては「希望の党」の方から、複数回に渡って、衆院選出馬への強いオファーがありました。

誰から・どこからというのは差し控えますが、これは揺るがぬ事実です。

そして私自身は、以前から国政に興味関心が高いことは明言しておりますし、その話を受けて調査・検討したことも事実です。

しかしながら、ここで自分の信条や理念を曲げ、都政を投げ出して衆院選に出ることはできないという理由から、しかるべき方に出馬はきっぱりとお断りする旨を自分から申し伝えています

こうした経緯は希望の党、および都民ファーストの会の要職者であれば充分にわかっていらっしゃることだと思いますし、必要であればこうしたやり取りがあった一定の根拠も明示できます。

事実を明白に捻じ曲げた憶測で印象操作をされることは、極めて残念でなりません。

このようなことで争いたくもありませんので、ぜひ一連の発言については撤回・訂正をしていただくことを強く望むものです。

いずれにせよ、今回のこうした対応も含めまして、私の去就は一両日中に結論を出し、皆さまにはしっかりとご説明させていただきたいと思います。

しばしお時間をいただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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