―◇ 目 次 ◇―――――――――――――――――――――――――――
[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-安保法案の舞台裏、山本太郎の愉快な仲間になった私たち…-
[2] この本を読もうよ!
– ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい クリスティン・バーネット –
[3] あの頃…
-マレーシア、クアラルンプールのガチ強盗たち-
[4] お知らせ
-個人献金のお願い、有料オンラインサロン先行予約中 他-
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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-安保法案の舞台裏、山本太郎の愉快な仲間になった私たち…-
安保法案の競争もすっかり落ち着いたかのように見える月末です。
連日の深夜国会の最中、私も政党の広報委員としての党務のために
国会に詰めていた時もあったのですが、今日はそんな舞台裏をば。
野党がバリケードを作ったり、委員長を取り囲んで妨害したり、
議事録に残らないように大声をあげたり、延々と討論を続けたり、
果ては牛歩戦術をとったりすることを「フィリバスター」といいます。
もともとは確かオランダ語で、採決を先延ばしする戦略なのですが、
議事を進めたい与党側&一般の国民にとっては基本的に迷惑な行為です。
しかしこのフィリバスターを、実行側でもないのに応援していた人がいます。
そう、何を隠そう私とその仲間たちです。
安保法案の採決後は、記者たちが国会議員に取材することが予想されており、
我々はそのための声明文などの資料を用意していました。
採決は深夜3時過ぎにずれ込むだろうということで余裕をかましていたんですが、
あれれ、思った以上にスムーズに議事が進んでいるぞ?!こちらはまだ
文言の調整などで、声明文が完成していない…!
あれよあれよという間に反対議員たちの討論は終わっていき、
「ちょ、もっと長く喋って!いいからいいから!」なんて叫びながら、
ようやく印刷までたどり着く私達。しかし、まだホチキス止めがある!
ここはもう、山本太郎の牛歩炸裂にかけるしかない!!
「ゆっくり歩け!議長、そんな催促しなくていいから!」
口々に山本太郎を応援しながら、光速でホチキス止めを続ける我々。
その甲斐あって(?)、なんとか集計中に書類の準備は終わり、
S秘書が代表の元に書類を片手にダッシュしていきましたとさ。。
この作業のために、歴史的瞬間は見逃してしまったわけですが、
安保法制舞台裏の「もう1つの闘い」ということで、
これはこれで貴重な体験となりました。
ありがとう、山本太郎さん。
でも、これからはあんまり牛歩とかで迷惑かけちゃダメだよ?!
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[2] この本を読もうよ!
– ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい クリスティン・バーネット –
「発達障害」について勉強しようと情報を募った際、
「勉強のモチベーションが上がるので」と薦められた本。
とてもとても良い物語でした。
ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい クリスティン・バーネット
http://www.amazon.co.jp/dp/4041106621/ref=cm_sw_r_tw_dp_QgYcwb1QXK7P6
まだ「自閉症」「発達障害」というものが、
それほど知られていなかった時代。アインシュタインより高いIQを持ちながら、
重度の自閉症と診断されてしまった息子・ジェイク。
「16歳の時に、靴紐を結べるようになっていたらラッキーだ」
「この子が言葉を覚える可能性は、ほとんどありません」
専門家たちからそのように突き放される中で、
母・バーネットの愛に溢れる闘いが始まった…
できないことよりも、できることに焦点を当てる。
人と違うこと、異なっていることに価値を見出す。
何よりも息子を愛し、その可能性を信じる。
9歳で大学に入学し、12歳で物理量子学の研究者となったジェイク。
発達障害への理解とその可能性が紡がれた、愛と感動のストーリーです。
発達障害の一面を知る面でも、親子の愛の物語という面でも楽しめる、
秀逸な一冊です。読書の秋にぴったりでは?
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[3] あの頃【雑談】…
-マレーシア、クアラルンプールのガチ強盗たち-
前回に引き続き、学生時代の貧乏旅行思い出シリーズ。
なんか、どれを前に書いたのだかわからなくなってきた。笑
チケットを買い間違えた話はVol3あたりで書いた気がするので、
今回はマレーシアで強盗に遭った話し。
私の卒業旅行は高校時代の友人3人と2週間、
マレー鉄道を横断するというものでした。バンコクからスタートし、
ペナン島やマラッカに立ち寄り、シンガポールがゴール。
旅につきもののトラブルを含めて非常に楽しかったわけですが、
やはりいちばんの災難はリアル強盗に遭ったこと。
スリとか泥棒じゃなくて、強盗ね。
日曜日の早朝に鉄道がクアラルンプールに滑り込み、
1泊か2泊の予定で観光滞在をする予定で、ガイドブックに載っていた
適当な安宿に腰を落ち着けた我々3人。
私は海外から日本に絵葉書を出す、という粋なことをやってみたかったので、
当時想いを寄せていた女性に絵葉書を出すために、長旅で披露している
友人たちを置いて郵便局に向かった。
「これで、あの娘のハートを鷲掴みだぜ…!」
この発想が間違いだった(あらゆる意味で)。
まず凡ミスで、その日は日曜日なので郵便局が開いていなかった。
トボトボとホテルに戻ろうと川を渡っていると、橋の終わりに屈強な男性2名が。
ガイドブックでも「治安は良好」と書いてあるし、
人通りは少ないとはいえ真っ昼間だし、完全に油断してました。
男性たちの前を通過すると、いきなり後ろから肩を鷲掴みにされ、
顔面にエルボーが炸裂!!(マンガみたく目の前に火花が飛び散った)
んでそのまま壁に押し付けられてボコボコと殴られ、
その間にもう一人が腰に手を伸ばして財布を取ろうとしてくる。
うわー、どうしよ。命には変えられないし、
刃物でも持っていたら嫌だし、大人しく差し出すか…。
とも一瞬考えたのですが、ホテルに分散せずに全財産が財布にあったのと、
二人組が超ナメくさっててニヤニヤしながら殴ってきてるのを見て、
なんかイラっとした私は、
そこからブン殴り返して抗争勃発!
背が低い&童顔で、海外では特に女や子どもに間違われる私ですが、
以前にメルマガで書いたように18歳からの青春を中国武術に捧げた人間ですよ。
目潰しに金的、あらゆる護身術を身に着けているわけです。
ちなみに人生でトータル8年間、中国武術を修めましたが、
実戦に投入されたのは後にも先にもこの1回だけです…。
目の前の男に正拳を入れて、腰に絡みついていた男に
膝蹴りと前蹴りをくれて距離を取って構えると、男たちの驚きの表情。
子どもに殴り返されたことに、さぞびっくりした様子。
これはチャンスだ、ハッタリで勝てるぞ!
と思った私は、とにかく示威・威嚇行為を開始。
(体格の勝る相手2人には、格闘技をやっててもマトモには勝てない)
「日本人ナメんなコラァァ!!ぶっ◯すぞ!!」
「ハァーー!イヤァァ!!エェェイィィ!!!(よくわからない武術の気合)」
前蹴りで距離を取りながらそれっぽい動きを繰り返していると、
思惑通りギャラリーがたくさん集まってくる。強盗失敗を誘った二人組が
アイコンタクトを始めたので、その瞬間に回れ右してダッシュ!!
というわけで、相手をやっつけた…みたいな武勇伝ではなくて恐縮ですが、
なんとか被害は手に持っていたガイドブック一冊の紛失程度で
済んだ私のマレーシア強盗体験記でありました。
その後は警察に行ったり病院に行ったりそれなりに大変でしたが、
何より同行者の2人がまったく心配してくれなかったのが個人的に衝撃でした。
なお、絵葉書を出そうとした女の子には、帰国後にフラれました。
そんなもんだよね、人生(遠い目)。
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[4] お知らせ
-個人献金のお願い、有料オンラインサロン先行予約中 他-
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今回も長々とおつきあいいただき、
誠にありがとうございました!
次回の配信は【2015年10月下旬】を予定しております。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 39歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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