東京から、あたらしくしよう

【Vol.18】東京都議会議員おときた駿メールマガジン

メールマガジンアーカイブ

―◇ 目 次 ◇―――――――――――――――――――――――――――

 [1] ブログに書けない、政治のセカイ
 -日本を元気にする会、発足!新党立ち上げの苦労って…-

 [2] この本を読もうよ!
 -半径5メートルの野望 はあちゅう-

[3] あの頃…
 -ブログを始めて11年弱、思えば色々ありました-

[4] お知らせ
 -個人献金のお願い-

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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-日本を元気にする会、発足!新党立ち上げの苦労って…-

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

メルマガ読者の方々にご報告が遅くなり申し訳ございませんが、
1月1日に結党された、松田公太を代表とする新政党「日本を元気にする会」に
私も発足メンバーの一人として加わる運びになりました。

新党に入ったらフルボッコにされたので、自分の思いの丈を述べてみる
-先送りをする政治に立ち向かう-
http://otokitashun.com/blog/daily/5663/

様々な意見があるかと存じます、
今後もご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

さて…新しい組織を立ち上げるのには色々な苦労がつきもので、
もう書きたい(けど書けない)ことは沢山あるのですが、例えばその一つが
「おまえはいつから党に入っているんだ問題」です。

国政政党は、国会議員が5名いれば結党できます。
地方議員が入るのはその後になるわけです。通常は。
実際、我々も昨日始めて地方議員向けの説明会を行い、公募を開始しました。

ところが私の場合…まあもう正直に言いますけど、
松田さんや山田さんとの関係もあって、初期の党構想段階から
立ち上げに携わらせていただきまして、発足即入党という立場になったわけです。

他の地方議員からの「なんで彼だけ入ってるの?」という疑問はもっともですし、
やはり対等な立場の議員同士、あらぬ疑惑や嫉妬が生まれたりもします。

誰が先に入った、目立っているという「お山の大将」を目指す争いには
まったく意味がありません。前の所属政党でも末期には、そのような一面がありました。

何かが「生まれる」瞬間に立ち会う、スタートラインを引くというのは
非常に難しい作業ですし、どこかで誰かが区切りをつけるしかありません。
私はその瞬間、たまたま自分が「こっち側」にいたのだと認識しています。

なんだか立ち回りが難しい立場になったなあと思いつつ、
これから仲間になる地方議員たちとは丁寧なコミュニケーションを重ね、
新党の地方組織をイチから共に創り上げていきたいと思います。

[2] この本を読もうよ!
-半径5メートルの野望 はあちゅう-

このメルマガで二度目の登場となるはあちゅう本。
別に友達だからとかではなく、普通に面白いと思ったのでご紹介します。

半径5メートルの野望 はあちゅう
http://www.amazon.co.jp/dp/4062188082/ref=cm_sw_r_tw_dp_R2jWub0G47CNZ

Amazonや全国の書店で売り切れ続出中のヒット本。
なので今、上記のリンクから新本は買えません…ごめんなさい。

ついに昨年末に独立して、「作家・ブロガー」として身を立てた彼女の自己実現本。
普通のビジネス書・自己啓発本との最大の違いは、
やはり彼女の特殊なバックグラウンドにあるでしょう。

10年前、「ブログ」という言葉がまだ珍しく、芸能人でもアイドルでもない人が
自分の顔写真を掲載して情報発信をすることなどなかった時代。
一躍ブログが有名になった彼女は、凄まじいまでのバッシングに遭います。

「道端にいたら、踏みつけたくなるブスですね」

時にはそんなコメントまで平然と寄せられたそうです。
ネットでのバッシングというのは、本格的に受けた人じゃないと
なかなかその気持ちはわからないと思います(私は立場上、よく受けますが…)。

100の応援コメントの中に1つだけ誹謗中傷があっても、
すんごい嫌な気分になるのにね…。そんな彼女がこの本の
第一章タイトルにつけたのが「負を燃料(エネルギー)に変える」。

数々のバッシングを自分を奮起するエネルギーへと変えて、
そして最後は「幸せになることが、一番の仕返し」。
惚れ惚れする、天晴な姿勢だと思います。

その他にも面白いポイントは無数にあるのですが、
めっちゃ長くなるのであと一つだけ紹介すると、

「自分の価値なんて決めなくていい」(P169)

>ネットでいろいろ言われてから身につけた考え方なのですが、
>誰かから褒められたりけなされたりするたびに、自分の価値が
>上がったり下がったりするような気持ちにはなるけれど、
>実際の私は、そんなに日々変化しているわけではありません。

>株と同じで、そのものの本当の価値って、誰かが決めることなんですよね。
>だから、わざわざ自分で自分の価値を低く見積もって悲観するのは、
>もうやめようと思いました。

実は人目と評価ばかりを気にしがちで、ネットによってそれが加速されている
私にとって、目からウロコが落ちる言葉でした。

本書を読み終わった時には、彼女はたまたまブログがヒットしたラッキーガールではなく、
凄まじいまでにストイックな努力家であることがわかることでしょう。

そんなはあちゅう、本日1月22日がお誕生日だそうです。
というわけで本日の書評は、おめでとうの気持ちを込めて。
本人が見ているかわかりませんが、素敵な1年になりますように!

[3] あの頃【雑談】…
-ブログを始めて11年弱、思えば色々ありました-

ブロガーの本を紹介した流れで昔話に行きますと、
かつてのブログを遡ったところ、私が生まれて初めてつけたブログは
2004年7月29日でした。もう11年目に入ってるんですね…(遠い目)。

ブログをつけたきっかけは本当にささいなことで、
昔から「テキストサイト」と呼ばれる文章で笑いを取るサイトが好きだったこと、
自分も国語や作文が好きで誰かに文章を見てもらいたいとか、その程度だったと思います。

本になるほどブレイクしたわけではありませんが、
そこそこの文才&マメに更新していたことで狭いコミュニティでは有名になり、
色んな人が自分のことを知っていたり、近況報告しなくても済んだり…

ただ、思い返せば本当に情報リテラシーのない大学生で、
けっこうなんでもかんでも書いちゃうし、〇〇したとかヤバいことも書いてて、
Twitterがある今なら確実に炎上確定案件だったなあ。。

象徴的なのは、うちの大学生がよく集まる居酒屋で、
いきなり面識がない初対面の他サークルの後輩に

「てめえ、オトキタだろっ!調子乗ってんじゃねーぞ!!」

といきなり喧嘩を売られたこと。
当時は「誰だこいつ、初対面で無礼な!」とか思って
理由が本当に思い当らなかったんですけど、そりゃそうだったんですよね。

なぜならブログで、その人が所属していたサークルをボロクソにこき下ろしてたから。
(うわーー!)

そういうことを、あの頃は何気なくやってしまっていたんだよなー。
穴があったら入りたい。身内でトラブルがあった時も、名前は出さないまでも、
読む人が読めば個人が特定できるような書き方で詳細を書いて批判したり…。

10年間でいろいろと失敗して、それこそmixiのコメント欄が
上限に達するくらいの炎上もして、そんな過去があるからこそ
「ブロガー議員」としての今の私があるのだと思います。

ちなみにそんな思い出のブログですが、
愛しのseesaaブログちゃんの中に「非公開」でちゃんとしまってあります。

「自分の過去は、なにがあろうともきっちり公開しておくべきだ!」

と考えて、議員になってからもしばらくはそのままにしておいたのですが、
セクハラ野次問題の後にいろいろと考えて非公開にしました。
なんていうか、つまらぬ意地で命を危険にさらしてはいけませんからね!←

そんな政治の闇と対峙しつつ、
議員になってからの発言には公人としての自覚を持ち、
今日も私はブログ更新を続けるのです。20年継続を目指して頑張ります!

[4] お知らせ
-個人献金のお願い-

おときた駿への個人献金(カンパ)を募集しております。

日本にはまだまだ、政治家への個人献金が根付きません。
特定の企業・団体・労働組合からの支援を受けない私の活動は
皆さまからのご支援のみで成り立っております。

額面上は非常に高い報酬をもらう議員ですが、
あれは給与というより「売上」に近いもの。
真面目に活動すればするほどお金はなくなります…。

「おときた駿を応援したい!」

と方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のフォームより
ご検討・お申込みをいただければ大変幸いです。

おときた駿への献金のお願い
http://otokitashun.com/contribution/

今回も長々とおつきあいいただき、
誠にありがとうございました!

次回の配信は【2015年2月中旬】を予定しております。
本年もよろしくお願いいたします。

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音喜多駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 39歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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