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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-みんなの党の解党で考えた、政治とカネ、カネと政治家-
[2] この本を読もうよ!
-データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則-
[3] あの頃…
-普通に考えてイケてないファッションは、やっぱりイケてない-
[4] お知らせ
-個人献金のお願い-
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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-みんなの党の解党で考えた、政治とカネ、カネと政治家-
所属政党のみんなの党が解党(解散)してから約一ヶ月が経ちました。
改めまして、みんなの党に応援・期待して下さった皆さまに
心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありません。
党の消滅に際し、選挙と政治家について感じたことはブログに書きました。
http://otokitashun.com/blog/daily/5063/
「党がなくなるって、いつ頃からわかっていたの?」
と複数の方に聞かれましたが、少なくとも衆議院の解散風が吹く
11月中旬までは、解党なんて考えたことも感じたこともありませんでした。
(国会議員間の雰囲気が壊滅的に悪いのは、わかっていましたけれど。。)
解党の話が出てからも、毎日状況は二転三転。
最後の最後までどう転ぶかわからない、衆議院の解散とも合わせて、
「政治は夜動く」ということを身を持って実感した2週間でもありました。
さて、こうした事態の中で感じたもう一つのことが、
政治家たちを巡るカネの問題です。みんなの党にはまだ、
20億円近くの政党助成金が残っていました。
本当に数千万~億円単位のお金が絡むと、
政治家は(政治家だけじゃないかもしれませんが)人間が変わりますね。
どう配分するのか、分党して山分けするのか、あるいは使わずに返すのか。
民主だ、自民だ、政局だという他に、
この「お金」というものに対する考え方の違いが、
解党という引き金を引く要素の一つになったことは間違いありません。
これも選挙・政治活動と切っても切れない話だからでしょうけど、
政治家の方々の金銭感覚は常識では計れません。この世界において、
「お金にクリーン」でいることができる人は、一体どれほどいるのでしょうか…。
今回の解党劇の中で、政治家以外にもその周りを取り巻く人たちで、
政党に残るお金を狙って暗躍していた動きがあったとも側聞します。
政治家本人がクリーンだとしても、取り巻きがトラブルの火種になることもありえます。
最後の最後、党に残ったお金の大半を国庫に返納したことは、
党内に残っていた最後の良心として、最善の選択肢だったと思います。
今回、政党の最後を看取って、色々なことを見すぎました。
組織に所属しなけれ何もできないと思いつつ、政党や組織について
一方ならぬ複雑な感情を抱いてしまう今日この頃です。。
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[2] この本を読もうよ!
-データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則-
この本は、薦めた人全員から「教えてくれてありがとうっ!」
という絶賛を受けた名著です。今すぐ購入をオススメします。
データの見えざる手:
ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
http://www.amazon.co.jp/dp/4794220685/ref=cm_sw_r_tw_dp_o0rMub1NZCG8H
注目を集める「ビッグデータ」。
これを人間のあらゆる行動で収集すれば、
感情で動くと言われる「人間」にも法則が見いだせるのではないか?
壮大な仮説から、365日ずっとつけられる「ウェアラブルセンサ」を
自ら身につけて実験体となった筆者は、人間の行動に隠された
驚愕の法則性を導き出すことに成功する。
そしてこれを組織や社会にも当てはめると、
劇的な変化を起こす方法までもがわかってしまって…?!
人間の行動もデータや法則で決まってしまう、というのは
一面怖いことかもしれませんが、すでに技術によって人間行動が
ここまで把握できる以上、確実に次の時代のテーマになることでしょう。
ビジネスにも、日常生活にも興味深い示唆がもたらされると思います。
むしろIT化、IT化で「合理化」を目指す(私のような)人にオススメで、、
社員旅行や運動会といった『非合理的な』慣習の意味が改めてわかります。笑
年末年始の年越しは、ビッグデータと共にどうぞ。
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[3] あの頃【雑談】…
-普通に考えてイケてないファッションは、やっぱりイケてない-
ちょっと人と変わった服装をするのが好きでした。
(いやまあ、本質的には今も好きなんですが)
マリスミゼルからビジュアル系音楽の衝撃にはまり、学生時代に
ディルアングレイやラファエルといったV系全盛期を駆け抜け、
社会人になってちょっとお金ができたら妙な服ばかり買ってました。
例えば、こんなブランド↓
http://www.sixh.jp/
…うん、トップページの画像からわかりますよね。
中二病全開かよ、と。普段着で使う服じゃねーだろ、と。
いや、奇抜な服装であることはわかっていたんです。
だからこそ、挑戦する価値がある、と。
「こんな服をサラリと普段着で着ちゃう俺…マジでヤベェよ。。」
そう思っていたわけです。ひょっとしてモテちゃうんじゃねーの?と。
今なら、自信を持って当時の自分にこう言える。
それ、単にヤバイだけだよ。
なんか不思議なんですけどね、こういうのって
ある日突然なにかおかしいってことに気づくんですよね。
僕の場合、28歳~29歳くらいのとき
「そろそろ、こんな服着て喜んでいる場合じゃないな…」
ってふと思い立ちました。
おせえよ。
そして先日、同じく学生時代から奇抜なファッションをしており、
最近ご結婚されてとみに落ち着いた我がバンドのボーカルのH氏が
「色んな服を着てみたけどさ、
普通に考えてイケてないファッションは、やっぱりイケてないんだよ」
という含蓄のある発言されていて、大変心に刺さりました。
うん、やっぱり周りの意見って、だいたい正しいんですよね。。
というわけで最近、年齢相応の服がたくさん欲しいんですが、
いかんせん普通の格好をした事ないからよくわかりません!キリッ
一緒にお買い物に行ってくれる(主に女性を)募集します…。
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[4] お知らせ
-個人献金のお願い-
1.
おときた駿への個人献金(カンパ)を募集しております。
日本にはまだまだ、政治家への個人献金が根付きません。
特定の企業・団体・労働組合からの支援を受けない私の活動は
皆さまからのご支援のみで成り立っております。
額面上は非常に高い報酬をもらう議員ですが、
あれは給与というより「売上」に近いもの。
真面目に活動すればするほどお金はなくなります…。
「おときた駿を応援したい!」
と方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のフォームより
ご検討・お申込みをいただければ大変幸いです。
おときた駿への献金のお願い
http://otokitashun.com/contribution/
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今回も長々とおつきあいいただき、
誠にありがとうございました!
次回の配信は【2015年1月中旬】を予定しております。
それでは、よいお年を。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 39歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
Facebook 音喜多駿
東京維新の会公式Instagram @tokyo_ishin
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