東京から、あたらしくしよう

【Vol.11】東京都議会議員おときた駿メールマガジン

メールマガジンアーカイブ

―◇ 目 次 ◇―――――――――――――――――――――――――――

[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-「他の党に行かないの?」とよく言われますが…-

[2] この本を読もうよ!
-高熱隧道-

[3] あの頃…
-マンガに感謝?!世界史マニアな受験生時代-

[4] お知らせ
-メルマガバックナンバー公開中、個人献金のお願い他-

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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-「他の党に行かないの?」とよく言われますが…-

来年の統一地方選挙まで10か月を切りまして、
選挙を控える地方議員の方々の動きが活発になってきました。

我がみんなの党はご案内の通りの党勢ですので、
大きな声では言えませんが離党される方もチラホラといまして…。
結いの党や、あるいは選挙を考えて自民党に行かれる方も多いようです。

「おときたさんも、でかいとこ(≒自民党)行った方がいいんじゃないの?」

と言われることも多いのですが、
そもそも僕なんか引き取り手がいません。笑
本日はちょっとそんな仕組みについて解説をば。

都議会は現在、127名中自民党が59名。
連立を組んでいる公明党と合わせると80名以上の議員がいます。

このようなパワーバランスの中では、
新たに議員を獲得するインセンティブはそもそもゼロです。

加えて議員の転籍には、「選挙区事情」が色濃く影響します。
数十名が当選する大選挙区制の区市町村議会はまだしも、
都議会はほとんどが政党の看板を背負って戦う中選挙区制。

同じ選挙区に同じ党の議員が2名いても、調整が面倒なだけ。
特にわが北区は、「上」を目指す若手の区議会議員もたくさんいますから、
外部から現職を引っ張ってくる意味はほとんどないでしょう。

それでも有力な組織や後援会を持っていて、「票」が見込めれば
リクルートをかけられる可能性もありますが、しがらみがない分、
組織もお金もない私のような存在はもはや(以下略

…というわけで、皆さまに色々なご心配をいただきますが、
私はまだまだ今の立場で頑張らせていただく所存でございます。
いや、そもそも別の党に行きたい気持ちもないですからっ!

はてさて、次の国政選挙のときまでに
政党や選挙区事業はどうなっていることやら。
1年前、今の状況はまったく想像できなかったなぁ。しみじみ。

[2] この本を読もうよ!
-高熱隧道-

今回は巨匠のノンフィクションのご紹介をば。

高熱隧道 (新潮文庫) 吉村 昭
http://www.amazon.co.jp/dp/4101117039/ref=cm_sw_r_tw_dp_Q4ANtb13D6E21

これ、すごいですよ。
圧巻の一言。

国策として進められた「黒部第三ダム」の建設事業。
それを実現するためには、掘ると灼熱の熱湯が噴き出す
「高熱隧道」を掘り進んでいかなければならなかった…。

そんじょそこらの映画や小説が逃げるほど、
極限のサバイバル状況。怖いくらい人がどんどん死んでいきます。
完全な史実に基づき、これを文字に起こす吉村昭の圧倒的筆力よ。

冬になると外界から完全に閉ざされる現場で、
事故によって致命傷を負い治療すらできない作業員。
細心の注意を払っても、爆発や熱湯に巻き込まれる指揮官たち…。

国策事業に命をかける(かけさせられる)男たちの闘いと、
その時代の背景と、この事業が日本にもたらした恩恵の大きさと。
とにかくページをめくる手が止まらなくなります。

吉村明氏の著作は、これに限らず名作揃いです。
未体験の方はぜひとも。

[3] あの頃【雑談】…
-マンガに感謝?!世界史マニアな受験生時代-

教職免許取得のために学生に戻っておりまして、
今月末の試験に向けて主に地歴科目の勉強に勤しんでおります。

議員で学生?!突然ですが…学生に戻ります!【雑談】
http://otokitashun.com/blog/daily/3209/

まず得意科目である地歴分野から単位取得をすることで、
勉強の習慣や勘を取り戻そうという目論見ですが、
受験生時代の私はまさに「歴史マニア」でした。

学校の定期試験では常にクラス1位。
全国模試でもほぼ「成績上位者」に科目別で掲載。

「世界史は、誰にも負けねえ!」

と言い聞かせて、「世界史用語集」が全単語
そのまま頭の中に入ってるほどの没頭ぶりでした。

振り返ってみれば、こういう「一点突破」戦略は正しかったと思います。
僕の場合、英語が苦手だったので、英語の失点分を世界史で取り返し、
国語は及第点を取って合格ラインに達する、という計画でしたので…。

で、この基礎になったのが…。
最近Facebookでよく挙げている「マンガ世界の歴史」。
子どもの頃に親が全巻買ってくれて、ヒマさえあれば読んでたんですよねー。

何がきっかけになるかわかりませんので、
子どもにはこういう学習マンガを与えておくといいですよ皆さん!
僕は自分の子どもには幼いころから読み聞かせてあげようと思います^^

それにしても大学のテキスト、懐かしい単語が出てくるたびに打ち震える…。
「カノッサの屈辱」とか、誰が日本語訳つけたんでしょうねアレ。

当時に刷り込んだ知識も、ほとんどは忘却の彼方。
残り2週間で単位取得ラインまで到達できるか…がんばります!

[4] お知らせ
-メルマガバックナンバー公開中、個人献金のお願い他-

1.
おかげさまでVol11まで到達しました本メールマガジン、
過去のバックナンバーを公式HPにおいて公開しました。

メルマガアーカイブ
http://otokitashun.com/mailarchive/

途中から購読をされた方は、ぜひとも過去の分にも
お目通しをいただければ幸いです。

2.
日本にはまだまだ、政治家への個人献金が根付きません。
お金がなくても政治活動はできますが、多くのお金があれば
さらに様々な知識を得て、良質な情報を発信していくことが可能です。

「いっつも情報発信を頑張ってるオトキタを応援してやるか」

と思う方がいらっしゃいましたら、おときた駿事務所は
いつでも個人献金を受け付けております。下記のフォームより
ご検討をいただければ大変幸いです。

おときた駿への献金のお願い
http://otokitashun.com/contribution/

3.
大ポスティング大会&懇親会を開催します!

おかげ様で今月で、当選からはや1周年!
それを記念して、大ポスティング大会&懇親会を開催します。

6月22日(日)
13:00~ ポスティング大会(おときた駿事務所集合)
17:00~ カジュアルな懇親会(十条駅周辺の居酒屋予定)

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
詳細をご返信させていただきます。
http://otokitashun.com/contact/

今回も長々とおつきあいいただき、
誠にありがとうございました!

次回の配信は【7月中旬】を予定しております。

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音喜多駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 39歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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