東京から、あたらしくしよう

【Vol.10】東京都議会議員おときた駿メールマガジン

メールマガジンアーカイブ

◇ 目 次 ◇―――――――――――――――――――――――――――

[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-都議会議員の海外視察、やっぱりムダづかい??-

[2] この本を読もうよ!
-コラプティオ-

[3] あの頃…
-僕にもありました、華の(?)新入社員時代-

[4] お知らせ
-メルマガバックナンバー公開中、個人献金のお願い他-

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[1] ブログに書けない、政治のセカイ
-都議会議員の海外視察、やっぱりムダづかい??-

年度が変わって早くも5月の中旬となりましたね。
都議会は3月末に第一定例会が閉会し、次の議会は
6月となりますので、丸2か月間も開かれないことになります。

「1年間でもっとも時間に余裕がある期間」と聞いていましたが、
本当にその通りで、祭りや式典なども他の季節に比べると少なく、
予定を空けておいたらほとんど何も入らなかったりしました(苦笑)。

来年度以降はより計画的にこの期間を調査・研究に充てて
いきたいと思いますが、他の議員さんたちを見ているとやはり
この時期に視察、中には長期の海外視察に行く方もいるようです。

ところで都議会には、議会の経費で海外出張にいける制度があります。
この海外出張権(仮)は、各会派の人数によって割り振られ、
2名以上の議員が計画して議会の予算を使って視察に行くことができます。

これが「壮大な無駄づかい」「視察ではなくて、事実上の観光」と
関係各所から叩かれまくっているわけで、共産党は党としてこの
海外視察には便乗しないことを決定しています。

で、私としては正直、無駄かどうかは「行ってみないとわからない」
と思っていました。国内の視察だってそうですが、その内容を
活かすかどうかは、まさに議員のその後の行動次第とも言えます。

…なんですが。この視察の権利、上記の通り会派の人数で
厳格にその権利が割り振られていくため、みんなの党は4人会派。

先に5人会派ができてしまったため、1年に1名だけあった
その枠は、残念ながらそちらの会派に移動してしまいました。。
というわけで、海外視察の機会は金輪際ありません(´・ω・`)

まあ、噂どおり本当に観光旅行だった場合、
無駄の片棒を担がなくてよかったとも言えますが、
本当に有意義な視察なら行ってみたかったなぁと感じるところ。

今年はお金をなるべく節約して、来年は自腹ででも
国内外問わずまとまった期間の視察・調査を行いたいなーと思います。
でも海外、いってみたかったぜ!人間だもの!(本音)

[2] この本を読もうよ!
-コラプティオ-

今回は珍しく小説のご紹介です。
あの「ハゲタカ」を書いた著者の政治小説。

コラプティオ (文春文庫)
真山 仁 (著)
http://goo.gl/LwpNrT

舞台は3.11以降の日本。
震災で大打撃を受けて沈む我が国に、
カリスマ的な政治家・宮藤が現れる。

強力なリーダーシップで経済を回復させ、
国民からの圧倒的な支持を得て政策を進めていく宮藤。
彼の次なる計画は、敢えてこの国から原発を輸出していく

「アトムプラン」

計画発表をあえて福島で行い、その神がかり的な演説で、
繊細な国民感情すら納得させていく。しかし、やがて独裁色を強め、
「正義」を振りかざしていく強権的な彼に疑問を覚えた側近たちは…

まさに今の安倍政権の姿を予言したかのような小説です。
これを震災直後に執筆しているのだから、本当にすごい!!

文句なくオススメできる一冊です。
即買いですな。

[3] あの頃【雑談】…
-僕にもありました、華の(?)新入社員時代-

街で見かける初々しいスーツ姿のフレッシュマンたちが
次々と五月病で討ち死にする季節がやってまいりました。

僕が入社したのは2006年4月ですから、
ずいぶんと歳を重ねたものだなぁと改めて思います。
本日は、新入社員時代の想い出話しなんかをば。

いつの時代も新入社員と言うのは

「最近の若者は…!」

と言われるものですが、ごたぶん漏れず私も
そりゃあもうとんでもない新人、だったらしいです。


入社式のスピーチ(英語)で、
「世界を変えてみせます、そう、化粧品の力でね」
とかスティーブジョブスみたいなことを言って失笑を買う


社長も出席している最初の会議で居眠りする


外資系のため研修的なものがなく、取扱いに困った
上司に干されて入社わずか3か月で絶賛転職ブームに。
「僕が活躍できるのはここじゃない!」的なことを言って反感を巻き起こす

などなど、挙げていけばキリがないし顔面からファイヤーものなんですが、
一番ダメなのはやっぱりブログですね、ブログ。

学生時代からずっとブロガーだった私。
メディアリテラシーなんてものが皆無だったので、
会社名こそ出してないもののバンバン仕事のことを書いてました←

でもほぼ実名でやってるわけで、少し調べればどこの会社に
所属しているかなんてわかるわけで、入社半年~1年くらい経って、
時の上司に全部消すように言われて衝撃を受けました(馬鹿)。

「ウチの会社は、女性が多いのに冷蔵庫で牛乳が腐ってる」

とか書いて、ブランドイメージを毀損してめちゃくちゃ
怒られたことは、今となってはいい思い出…なわけがない。
関係者の皆さま、誠に申し訳ありませんでした。

そんな僕も、後半には少しは会社に貢献できる戦力だったと思います。
というわけで皆さま、本当に今時の若者ってやつは、
常識知らずで破天荒なものなんですよ。

小生意気だったり、入社して即やめようとしたり、
信じられない行動をしたりすると思いますが、ここはひとつ
僕に免じて温かい目で見守っていただければ幸いです。

…議員1年目の今も、似たようなことやらかしてるんだよなぁ。。←

[4] お知らせ
-メルマガバックナンバー公開中、個人献金のお願い他-

1.
おかげさまでVol10まで到達しました本メールマガジン、
過去のバックナンバーを公式HPにおいて公開しました。

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途中から購読をされた方は、ぜひとも過去の分にも
お目通しをいただければ幸いです。

2.
日本にはまだまだ、政治家への個人献金が根付きません。
お金がなくても政治活動はできますが、多くのお金があれば
さらに様々な知識を得て、良質な情報を発信していくことが可能です。

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特に今月はサーバー移転費用で、財政が火の車に…(゚Д゚)
皆さまからのご連絡、心よりお待ちしております。

今回も長々とおつきあいいただき、
誠にありがとうございました!

次回の配信は【6月中旬】を予定しております。

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音喜多駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 39歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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