参議院議員　東京都北区出身　3児の父 『おときた駿』です！

■これまでのあらすじ（クリックでリンク先へ）！

【都知事候補×現職都議】すべての候補に、政策対談を申し込みます！
突撃！おときた駿がゆく！都知事候補者に全員会いますプロジェクト～第1回家入かずまさん～
【第二弾決定！】ドクター中松候補から快諾をいただきました！【都知事候補×現職都議】

というわけで、やってきましたドクター・中松ハウス！
ドクター・中松氏に関しては、

「ジャンピングシューズで跳ねてるおじいさん（笑）」
「フロッピーディスクの人でしょ？（笑）」
「いつも選挙出てるよねー（笑）」

という感じで、いわゆる「ザ・泡沫候補（笑）」だと思われている方が多いと思います。
正直なところ、私もそのように感じていた面があったことは否めません。

しかし結論から言うと、その印象はかなり覆されることになりました。
彼は、非常に論理的かつ斬新な発想をする人で、膨大な知識とそれを瞬時につなぎあわせる
回転の速さをあわせ持った、いわば“天才”なのかもしれません。

上澄みだけを見るとエキセントリックなことを言うおじいちゃんのように感じますが、
対面で話すと日本語のたくみさに驚愕せざるを得ませんでした。

先に私の考えを書きますと、ずばり彼は「いわゆる泡沫」候補ではないと思います。
この人に任せてみたいと思うリーダーシップ、説得力、どちらをとっても一級品です。
そうかと言って、宗教家から感じる胡散臭さもありません。

支持するしないは置いておいて、
「音喜多が見たままのドクター・中松」をお届けしたいと思います。

【中継（前編）】

【中継（後編）】

ドクター・中松氏の公約（公式HP）はコチラ

■どうして対談を受けてくれたの？

おお、この時点で好感度はUPです^^

 

■落選ばかりしてるのに、どうして毎回、立候補するの？

「ドクター・中松」の名前を聞いて、多くの人が抱く疑問。
まだ一言二言しか会話を交わしていないのに、踏み込みすぎかなとも思いましたが、
都民のみなさんもきっと疑問に思っているだろうと、あえてそこから問いかけてみました。

おときたは、この瞬間が一番緊張しました。
すると中松氏から返ってきたのは、

との答えでした。
遺言とはいえ、１０回以上も立候補し落選するということは並大抵の精神ではありません。

でも、それほど続けられる強い意志はどこから来るのでしょう？
日本のリーダーになるために、なぜ政治家なのでしょうか？

地味だけど難易度が高い１６年間の無遅刻無欠席という「実績」。
一見すると愚直とも言える行動ですが、それをハチ公に
シンクロさせているあたりからも中松氏の「自信」を感じました。

そして同時に、「自分なら人を幸せにできる」という揺るぎない信念も感じました。
ですが、この時点では、「どこまで本気なんだろう？」と思っていたのも事実。

■ドクターは有名なのに、どうして当選できないの？

素晴らしい発明の数々を生み出している中松候補。
一説によると、「選挙に勝てる発明」も生み出しているとか。。

どうして勝てないのか聞くと、ずばり「私が常に無党派だから」。
組織選挙を行っている他の候補者には残念ながら勝てないけれど、
毎回確実に得票数を伸ばしている、自分の想いが伝わればいつかは必ず勝つ！

…そうです。なお、ドクター・中松候補は様々な発明により
身体の骨密度を20歳に保っており、計算上144歳まで生きるそうなので、
あと15回くらいは選挙に挑戦できるとか。

すべての候補者の中で、圧倒的な（骨密度の）若さ！
※ドクター・中松公式Twitterより抜粋

骨密度と寿命の相関関係はよくわかりませんが、
澄み切った目をしてギネス世界記録の更新を宣言されると、もう納得するしかありません。
だって、60年も先のことは誰にもわかりませんもの。。

ではこれより、いよいよドクターとの政策談義へ…

 

■近い将来、東京が直面する３つの事態に、ひとりで対応できる候補者はドクターだけ！？

【事態1.増税】

選挙公約の一番に掲げているのがずばり「減税」です。
政治とは、人々を幸せにすること。国の増税に苦しむ都民を救うためには
減税をして暮らしを楽にしてあげるべきである、と。

そして、余裕ができた人々の手によって新しい産業を「発明」し、
景気が回復して東京が良くなる、というのがドクターのビジョンだそうです。

強いてカテゴライズするとすれば、政府は小さくして民間の活力に期待する
「小さな政府」的な政治信条をお持ちのように思いました。

なお、具体的に発明される産業はまだ『未定』の模様。
単なるアイディアや改善ではなく、産業革命のような
まったく新しい産業が「発明」されるそうです。なんか、楽しみですね！

【事態2．オリンピック・パラリンピック】

氏は、オリンピック・パラリンピックを成功させられるのは、自分だけだと断言しました。
その根拠は・・・

他の知事候補はすべて国際的な祭典の素人。
その点自分は世界天才会議の議長を27年間務め、多くの世界の大学で講演している。

さらに、世界各地で「ドクター・中松デー」が制定されている程の海外ではリスペクトされている。
国際都市TOKYOのリーダーは、海外と対等以上に渡り合えなければならない。

そう語る中松氏は、実は今週、アメリカのMITを超える世界最高峰の工科大学、
ITT（インド工科大学）で講演を頼まれていたそうなのですが、都知事選挙のためにお断りしたんだとか。。

真偽のほどは確認できませんが、仮にすべて本当だとしたら
そんな規格外の日本人は、都知事候補という枠を外しても他にはいないんじゃないでしょうか。
具体的な話は一切ないような気がするけれど、彼なら安心な気がしてきました！

【事態3.震災対策】

ドクター・中松氏は、「地震対策」ができ、さらに「津波の専門家」なんだそうです。
氏は帝国大学で地球工学を学び、地震と津波に対する理解を深め、
その後研究を進めた結果、現在では「地震予知」ができるまでになりました。

地震と津波対策の対策を都市開発的観点と建築的な観点からできる知識があるだけでなく、
「地震予知」というウルトラCまで使いこなす、まさに神の域に達している人物なんです。
※あくまで真偽は不明です

おそるおそる過去の「実績」を聞いてみると、
なんと、あの阪神淡路大震災を日本で唯一予知していたのだとか・・・。

事実であれば、これほど心強いことはありません！
ちなみに、東京の建築物は地震がない国の設計者を模倣してるから災害対策としてまるでダメで、
自分のドクター中松・ハウスをすべて柱のない設計で、耐震構造にしているそうです。

今まさにその中にいると思うと、なんだか説得力を感じてしまいます。

 

■まだまだあるぞ、ドクター・中松の「政策」？！

【ドクターの都市計画】

「沿岸部に津波が来たら、カジノどころの騒ぎじゃないでしょ？」

とのことで、一部でホットイシューになっている
カジノ構想には反対の立場のようです。

【ドクターの高齢化対策】

「長い高齢者としての経験を活かして、社会保障を充実」
と公約にありますが、具体的にはどのようなお考えがあるのでしょう？

そうです。
ではその「ソフトパワー」とは、具体的に例えば何でしょうか？

「ずばり、愛です」

愛か。愛なのか。
愛があれば、なんだか東京の問題は解決されそうだ！

【ドクターの少子化対策】

今まで政治家・少子化大臣が様々な政策を試行錯誤してきたが、何も改善されなかった。
そこで、発明で解決することにした。その発明品こそが…

「ラブジェット」
http://www.dr-nakamats-shop.co.jp/dr/lovejet.html

これをモテない男性の肩に振りかけて銀座を闊歩させたところ、
女性がゾロゾロついてきて大変なことになったそうです。
（こちらも真偽は不明ですが…）

またこちらの発明品は、男女の性行為の感度を3倍に向上。
女性には患部に塗るだけでみるみる溢れ出るので、男性側は前戯が
不要になって楽になり、これで夜の生活は盛んとなって少子化がすぐさｍ

（この項についての発言は、高度な政治的事情により控えさせていただきます）

【ドクターの待機児童対策】

でも、ラブジェットで増えた子どもたちが
待機児童になってしまっては困ります。待機児童に対策はあるのでしょうか？

「これも愛のソフトパワーが重要。施設に預けるとかではなくて、
親やおじいちゃん、おばあちゃんが一体化してね、まあつまり愛があれば大丈夫」

愛か、やっぱり愛なのか！
この辺は、コミュタリアン（共同体主義）の考えに近いのだろうか。。

【ドクターの教育政策】

アメリカ占領軍によって、日本の学力レベルは下げられてしまった。
教育のカリキュラムをレベルアップして、学力を向上させる。遊ぶヒマをなくす。
競争心をしっかり養って、外国で勝てる人材を育てよう！

とのことでした。ただし、「グローバル教育」などと言って
子どもの頃から英語教育をさせることには反対だそうです。
ますはしっかりと日本語と日本の歴史を勉強させるべき、と。

「僕はそうやってグローバル人材になったんだから」

確かにまずは母国語で、しっかりとした思考法を
マスターしてからじゃないと、何語を駆使しても同じかもしれません。
世界のドクター・中松に言われると、納得してしまいますね！

【ドクターのエネルギー政策】

（宇宙エネルギーを集めるアンテナ壁。ドクター中松公式Twitterより）

と、自分だけがすでに具体的な対案を具現化しているというドクター・中松氏。
すごい、すごすぎるよ！宇宙エネルギーって一体なんなんだ！？

—

■おときたによる総評

【期待が持てる点、良かった点】

・字面では伝えられない含蓄と覇気、そして説得力のすさまじさ
・来るべき「増税・オリンピック・大震災」を柱としてそれぞれに公約をつけるなど、
ユニークな切り口でありながら実は非常にロジカル
・具体的な政策はないに等しいが、補って余りある強固な信念がある

うーーーん、本当に彼の魅力を文章で伝えられない自分の未熟さが呪わしい…。
冷静に文意だけ読んでいけば、ないと思うんですよ。うん、俺もそう思う。
でも違うんですよ。

「もっと『政策』についてちゃんと聞いてこい！」

と言われればそれまでなんですけど、
なんか納得しちゃうんですよね。これ本当に。

だって、ドクター・中松さんは、全部「本気で言ってる」んですもん。
そしてたぶん、すべてのことに「明確な根拠」があるんですもん…。
既存の延長線上にあるんじゃなく、まったく新しい未来を「発明」によって生み出してしまいそうな期待感…。

そして、政治家の仕事は細かい制度設計ではなく、おおまかな方針を示すことです。

「増税でインフラ整備より、減税して民間を活性化」
「ハコモノを作るより、徹底的にソフトパワーで」
「前例踏襲より、とにかく発明のように、新しく面白いことを！」

例えば彼のようなこんな信念と信条を強く持っているだけで、
あとは具体的な政策に落ちていく（官僚や役人が落としていく）と思うんですよ。
なんか、それで充分と思わせられるに足る含蓄と説得力。

もし、彼のビジョンを実現するために、すべての人が協力したとしたら…。
そんな思いを掻き立てる方でした。

【不安な点・マイナス点】

・具体的な政策は（やっぱり）あんまりなかった
・ラブジェットや宇宙エネルギーの構造や効果が未知数すぎる
・地震予知って本当にできるんですか？
・何より彼のこの謎の魅力は、会ってみないとわからない

政治家には、「大多数にわかりやすく伝える力」も必要ですからね。
都民が思う最大公約数にマッチする可能性は、残念ながら低いかもしれません。

また、仮に将来彼の言うことがすべて実現できるとしても、
現実（今）との距離が遠すぎるのではないかとも思いました。

【まとめ】

やっぱり彼は、いわゆる「泡沫」候補ではないと思います。
冒頭にも書きましたが、リーダーシップ、説得力、どちらをとっても一級品です。
なおかつ、宗教家から感じる胡散臭さもありません。

だって、考えてみてください。
こんなとんでもないことを話してるのに、現職都議が納得させられてるんですよ？！
いやホント、文字起こしして冷静になるとありえないと思うけれど（笑）。

世界の大学で講義してるのも冗談かと思ったけど、たぶん本当なのかも。
とても話はうまく、そして面白い。聞き手の目線に合わせることもできる。

余談ですが合計4名でお邪魔しまして、
そのうち男性3名すべてが

その場でラブジェット（3,000円）を即買いしたことをお知らせしておきます。

—

というわけで、遊説の合間に貴重なお時間をいただいた
ドクター・中松候補、本当にありがとうございました！
ドクターの魅力を文章で伝えられない己の未熟を恥じるばかりです…

骨密度20歳とはいえ、寒い日が続く選挙戦、
最後までご健闘をお祈りしています。合い言葉は…

ドクター・なかま つー！！
※「つー！」でピースをします

引き続きおときたは、すべての候補者を応援しつつ、
皆さまに一人でも多くの情報をお伝えしていきます。

（その3、マック赤坂候補編に続く）

Tags: 都知事選2014