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「どうして、政治に関わらなきゃいけないの?」とある高校1年生との対話

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

昨日の逗子で行われた一泊二日のセミナーは懇親会が深夜1時まで続き、
5時半に起きて6時に現地を出発、朝9時からは地元で神輿を担いでました(苦笑)。

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参加者の中には高校1年生の息子さんと親子連れで参加されていた方もいたのですが、
夜の懇親会にてその男の子と

「政治家って若い人たちに人気にないよねえ。
 なりたい職業ランキングで、シャーマンにも負けてるしね」
「いや最近、意外とシャーマンって人気あるんですよ

情報ソース:13歳のハローワーク 人気職業ランキング
http://www.13hw.com/jobapps/ranking.html
(最新のランクだと、シャーマン77位。政治家圏外…)

なんて会話をしつつ、真面目な話になったので一部ご紹介。
(以下、お=おときた、高=高校生の男子)

高「18歳選挙権で、あと2年で選挙いけって言われても正直キツイっす。
  先生は何も教えてくれないし、政治の話はタブーみたいな雰囲気ある」
お「うーん、やっぱり教育現場はそんなもんか。。」

高「そもそも、なんで政治に関わらなきゃいけないのか、わからないです」
  大事だってことはなんとなくわかるんですけど…」
お「ふむふむ…こういうのはどうだろう?『空気(酸素)』が嫌いだ、興味が無い!
  って言っても、吸わないで生きていける人はいないよね?政治ってそんなもんだよ。」

高「なるほど…!いや、でもまだ納得いかないです。空気なんて吸えればいいや、
  悪くなろうが不味かろうがどうでも良いって考えてしまいそうで…」
お「確かに、不味くても吸えれば良いかもしれない。でも今の日本の現状は
  このまま何もせずに20年・30年経てば、CO2が増えすぎて酸素が枯渇する状況に近いよね。
  誰もが空気に興味を持たなければ、やがて吸うことすらできずに生きていけなくなっちゃう」

お「空気を保つためには、植物を植えて光合成させて、酸素を増やさなきゃいけない。
  でも植物が育つには20年・30年という期間が必要で、すぐに効果が出るわけではない。
  政治ってそういうものだからこそ、今から君たちがタネを植えなきゃいけないんだよね。」
高「…!なんか、わかった気がします!」

例えが適切だったのかはわかりませんが、
けっこう納得してもらえたみたいで嬉しかったので、
皆さまにも内容を共有してみます。

「どうして、政治に関わらなきゃいけないの?」

簡単なようで、なかなか難しいこの問いかけ。
もちろん、答えはひとつではありません。

時には子どもや学生に戻った気持ちで、
こんな原題を見つめなおしてみるのも良いかもしれませんね。

盆踊りの音楽が始まったようです。ひと踊り、行ってきますか!
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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