もっと、新しい日本をつくろう

全国初!地元北区で、議会のIT化による障がい者対応が実現しました

代表者会議で協議が続いていたようですが、
ようやく正式なプレスリリースが発表されてお知らせできます。

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この度、斉藤りえ事務所サイドが希望していた
「音声読み上げソフト」「音声読み取りソフト」が
どちらも全面的に議会に導入されることが決定
されました!

読み上げソフトは「タイピングした文字をそのまま読んでくれる」ソフトで、
なんとなく皆さん想像がつくと思いますが、読み取りソフトの方が凄いんですよ。

私たちも実際に試してみましたが、普通か少しゆっくりめの速度で会話をすれば、
かなりの精度で、瞬時に正しくパソコン上に文字が表示されます

「手話通訳や要約筆記者、代読者などの人員が必要になる」
「たかだか一人のために、高い人件費を議会のために使うつもりか!」

という批判も選挙中にありましたが、
初期の導入コストのみですべてが解決されることになります。
導入コストも数十万程度の見込みで、技術はこれだけ進化しているということです。

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(北区議会事務局のプレスリリースより)

さらにすごいのが、本人以外の議員・傍聴者もこのサービスが利用できる点です。
難聴や聴覚障がい者の方は議会局が貸し出すタブレットを議場に持ち込み、
読み取りソフトが表示した文字を手元で見ることが可能になります。

すごい、これはすごいっ!!
まさに21世紀議会の姿や。。

健常者でも、言葉はすぐに流れて消えるので文字で読みたいことがあります。
このシステムの導入で、議会答弁がものすごく理解しやすくなるわけです。

なおこれに伴い、斉藤議員だけでなく
すべての議員が議場にPC持ち込み可になるとのこと。

「…え、議会っていまだにパソコン持ち込めないの?!」

という方もいらっしゃるかもしれませんが、そうなんです。
ほとんどの議会でパソコンどころか、一切の電子機器を持ち込むことができません。

「キーボードを打つ音が議事進行の妨げになる」
「議会中に外部と通信できると、セキュリティ上の問題がある」
「ネットサーフィンして集中しない議員が出てくる」

等々の理由があったようですけど、ぶっちゃけ単なる「慣習」です
誰もがそろそろ変えた方がいいと思っていたけどできなかったことが、
必要性に駆られて瞬く間に変わることができたわけです。

議会中、他の議員の質問や答弁を聞いてて、
その場で調べたいことが調べられるようになるので、
これは確実に議員たちのレベルアップ・議論の活性化につながると思います。

しかし北区議会事務局も、

「当選してしまった場合を考えて、戦々恐々としている」

との噂を耳にしていましたが、気合の入ったプレスリリースを作ったり、
報道関係者向けにデモを行うなど、非常に前向きかつ熱心に対応をしてくれています。
もちろん、これを快く協議・承認してくれた北区議会議員の方々の存在を忘れてはいけません。

いまいち23区の中で存在感が薄いと言われる北区ですが、

「23区、いや東京都でこれはNo1!」

と誇れるものがまた一つできました。
皆さま、ぜひ21世紀の議会の姿を見に来てください!

そして、ここからがスタートです。
議会だけでなく、もっともバリアフリーで境目のない街づくりを
ここ北区から創められるよう、私も微力ながら力を尽くして参ります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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