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都庁内に保育所!…もいいけど、抜本的な子育て支援策は?

日々のこと

職員以外もOK 都庁保育所計画
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014071102000129.html

舛添知事が、攻め(?)の政策を打ち出してきましたね。
都庁内に保育所を設置する方針とのこと。

これはこれで「あった方がいい」とは思いますが、
少し考えただけでいくつか問題点があります。

まず、都庁の付近に住民はほとんどいませんし、
都庁の立地はお世辞にもアクセスがいいとは言えないので(新宿駅から遠い)、
ほとんど都庁職員さんのための施設となるでしょう。

となると、これまた立地が問題になります。
何せ都庁があるのは大都会新宿、ここに向かう朝夕の通勤ラッシュといえば、
とても子ども連れに耐えられるものではありません…。

つまり、ただ単に保育所と言う「箱」を作っただけでは
絵にかいた餅・単なるパフォーマンスに終わる可能性が高く、
フレックス勤務体系の導入などと複合的に組み合わせる必要があるでしょう。

官公庁を始めとして、職場に保育施設を作るのは良いことではあるものの、
都庁を始めとする主要官公庁は通勤ラッシュ経路のど真ん中に位置するため、
むしろもう少しローカルな地方向けの政策なのかもしれません…

ところで、バタバタしていてご紹介を忘れておりましたが、
6月初旬から配っている最新の都政レポートは「子育て支援特集号」です。

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PDFでもご覧いただけます↓
http://otokitashun.com/wp-content/uploads/tosei_report2014_kosodate.pdf

都の政策というより、子育て支援政策の根本的な問題点について
指摘したチラシのため、政調費が充てられず全額自腹で制作です(死)。
お金ないっス…

保育政策の受益者(対象者)を、児童そのものから保護者へと変換していくこと。
保育所という「箱もの」だけに拘泥している限り、待機児童は解消されないこと。
そもそも、諸外国に比べて圧倒的に少ない「子どもへの投資(税金)」を増額すること。

などなどを記載させていただいた渾身のレポートでございます。

「文字ばっかりで読みにくい!」

と絶賛不評ではありますが(苦笑)、
ぜひとも上記をクリックしてご一読いただければ幸いです。
現物が欲しい方には、郵送対応も致します!

今週もあっという間に過ぎ去っていきましたね。
良い週末をお過ごしください。それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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