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議員で学生?!突然ですが…学生に戻ります!【雑談】

日々のこと,

ちょっと遅れたエイプリルフールネタ…ではなく、本当です。

写真 3

この度、日本大学法学部法律学科に
通信教育課程の学生として入学をさせていただきました。

なお、議員さんが学生になるのは珍しいことではなく、
けっこう多くの人が大学や大学院に通って勉強しています。
公共経営など、政策立案に関わる学問が人気ですね。

議会によっては政務調査費を学費に充てられるところもあるようですが(!)、
東京都議会は当然そんなことが許されるわけもなく、学費はすべて自腹です。

で、私が敢えて大学院ではなく大学にもう一度入学した目的は…
ずばり、教職免許の取得です。

色々と熟慮を重ねて理由は多岐に渡るのですが、
その一端をご説明しますと以下の通りとなります。

1.
政治家として上に行くために、もう一つ専門分野が必要

今は「IT」や「民間感覚」「若さ」などを強みとして政治活動をしていますが、
これらの「武器」はいつまでも使えるものではありません。
下の世代が来れば当然、この強みは失われます。

政策通を名乗り続ける以上、もう一つくらい
専門分野を自分につけなければならないと思うのです。

そこで様々な選択肢を比較検討した際、
将来世代への貢献という観点からも「教育」という分野を
自分の強みとして新たに付加したい
と考えた次第。

2.
自分が得た経験(知識)を社会に還元できる

せっかく議員という、何万人に一人しかなれない経験をしているのだから、
これを社会に還元していく方法はないだろうかと考えると、
最後は「人に教える」ことにたどり着くと思います。

…なんていうと堅苦しいのですが、

「(元)議員が社会とか公民を教えたら、めっちゃ面白くね?!」

ってことです。
だって、どんな先生より議会制民主主義とか、
政党の仕組み・投票行動論等を面白く教える自信あるもん、わたくし!

3.
そうは言っても、落選したときの保険

まあ、長く議員をやっていこうと思えば、
山あり谷あり色々とありますからね…。

落選期間中の元議員はどこかの秘書になったり党職員になったり、
なんとか政治の世界で食い扶持をつなぐ場合も多いのですが、

「落選すると、政治の世界以外で仕事ができない」

という状態を、極力作りたくないのです。
それは、落選を極度に恐れることにもつながります。
もちろん、好きで政治の仕事をする場合はそれでいいのですけど。

最近、落選された議員で介護業界で
修業を積みながら捲土重来を目論んでいる方がいるのですが、
今後どちらの道に進むにせよ素晴らしい試みだと思います。

まあ教職免許を持っているからといって、
落選中に簡単にどこかに就職できるとは思いませんが、

「民間など様々な社会経験者を、もっと教育現場に!」

という政策を掲げる立場として、
それを自分で実践する難しさを身をもって
思い知ってみるのもまた一つの経験かと思ってます。

…いや、別に落選するつもりないんですけどね!

4.
単に勉強したい

最後はこれ。
案外と向上心のカタマリなんです。

まあそんなわけで、入学申請をしたのが遅かったので、
久しぶりの休日の今日は科目登録に絶賛苦しんでおります。
※通信教育課程は5月まで入学申請可

写真 2

いやー単位計算とか、わけわかんねえ…
よく前の大学を卒業できたな、俺。。

ちなみに学生時代になりたかった職業ベスト3は

1.政治家
2.文科省の官僚
3.教師

だったので、もともと教育分野に強い興味はあったんですよね。
実は教職課程も途中まで選択肢していて、4単位だけ取って挫折。。
夢よもう一度!っていうか、一番を叶えてるけど(笑)。

まあ人並み以上に忙しい毎日ではありますが、
勉強する時間を作るのは自分次第。やる以上は
もちろん本業に支障が出ない範囲で

「中学社会科、高校地理歴史」

の教職免許の取得を、しっかりと目指したいと思います。
教育実習・介護実習へ、議会閉会中にうまくいけるかどうかが最大のカギか…

成功率5%と言われる、通信教育による教職取得。
どんな展開を見せるか、時々報告させていただきますね!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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