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都議会で議員たちに配られる紙の枚数は、年間なんと40万枚以上!

日々のこと, 都議会の話

春の都議会定例会も大詰めを迎えておりますが、
本会議と並行して現在は予算特別委員会が行われています。

13兆円もの予算を審議する、「委員会」の中でも最も格式高いものでして、
当会派からは代表して上田令子都議が委員として参加しています。
(人数は大会派からドント式に割り振られ、うちは枠1名のみ)

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さて、議員になってから常々

「なんてここは、ムダな紙(印刷物)が多いんだぁぁ!!」

と憤ってきた私ですが、ついにこの予算委員会にて、
上田都議が本件についてしっかりと追及いたしました。

予算特別委員会無事終了!質問文書一挙掲載!(上田令子のお姐がいく!)
http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/52269466.html

【質問要旨】「電子化・ペーパーレス化」
都政事務の電子化・ペーパーレス化。例えば昨年、都議会で配布された資料は本会議関係だけで議員一人あたり約3000枚トータル43万枚に上ります。逗子市議会は、タブレット端末の導入により、電子化・ペーパーレス化を実現。都としても、デジタルデバイスを活用し積極的に推進すべきと考えますが、取組み状況をお示し下さい。

写真 (3)

委員会では「資料要求」といって議員が
執行機関にデータなどの開示を求めることができるのですが、
今回上田都議が手に入れたものがこれ(委員会資料にはなっていませんが)。

平成25年合計は、議員一人あたり3,402枚
(これをきちんと記録してるあたりはお役所っぽい…)。
都議会議員は127名いるので、全員合計でなんと432,054枚!!

定量的に民間と比べる適切なデータがちょっと手元にはないのですが、
読まれるかどうかすらわからない…ゴホンゴホン!特に生産する側ではない議員に対して、
説明資料だけでこの紙の量が消費されているのは疑問です。

しかもこれ、注目すべきは

・本会議にて
・議会局から

配られた資料のみという点です。

つまり、各委員会の資料や、産業労働局や福祉保健局など
各局から日々大量に配られる印刷物の枚数までカウントすれば、
文字通りの天文学的な数字に…( ゚Д゚)

ペーパレス化というのは行政だけでなく民間でも問題になりますけど、
技術の進化に伴って適切な対応をしていただきたいものです。
タブレット端末を使ってる逗子市議会が羨ましいなあ。。

明日の討論にて、長かった予算特別委員会も終了。
そして金曜日の議決にて本会議も幕を閉じる予定です。
長かったような、あっという間だったような…

そんなバタバタな議員生活をご報告させていただく
タウンミーティングも来月開催予定ですので、
下記よりふるって参加をお申し込みください!

【日時】
4月20日(日)10時~11時半
【場所】
北とぴあ(王子駅徒歩3分)8階802会議室
【参加費】
無料
【定員】
先着25名
【申し込みフォームはこちら】
http://p.tl/_7XM

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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