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超カンタン!明日から誰でもできる災害対策

日々のこと

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先週末は地元王子本町での防災訓練、
東京都消防操法大会に出席と防災の秋真っ盛りでございました。

色々とポンプの操作とかをさせていただきながら
防災についてアレコレ考えていたのですが、3.11から丸2年半が経過して、
さすがに危機感が薄くなっている人も多いんじゃないかと思います。

日頃から心がけておいたほうがいいことはもちろん無限にありますけど、
被災地に40回以上通い、現地の方から被災当時のお話を数多く伺ってきた
震災ボランティア野郎である僕が

「これだけは!」「誰でも!」
「すぐできる!」「やった方がいい!」

ということを、今日はあえて
1つだけ選んでお伝えしてみたいと思います。

それは…

まとまった現金を持ち歩く。

ほんとコレですね。

東日本大震災クラスの災害が起きた場合、
インフラが回復するまで1ヶ月以上かかることも考えられます。

文明が停止した状態では、クレジットカードを使うことも、
ATMでお金を下ろすこともできません。電子マネーやお財布携帯なんて
文字通り

「何それ美味しいの?」

状態になります。

発災から少し経って、物資の流通が始まる段階では
唯一有効なのは現金のみなのです(もしくは物々交換か)。

今回の震災では、通帳や印鑑・身分証明書がすべて流されてしまっても
特例で一定額までお金を引き出せるサービスを
一部金融機関が行ってはおりましたが、

「まとまった現金を持っていて、本当に良かった」
「貯金はあるのに現金がなくて、本当に困った」

という意見を数多く耳にしました。
発災時にどれくらい手元にお金を持っていたかで、
その後しばらくの生活水準にかなりの差が出たようです。

特に最近の若い方は、危ないのでまとまった現金は持ち歩かず
電子マネーとクレジットカードを中心に生活する方も多いと思います。

実際、私もそういうタイプで最近も現金を持ち歩いてなかったのですが、
防災訓練を受けながら改めて常に数万くらいは
財布に入れておかないとなーと感じた次第です。

その他にも、車で移動される方はこまめに
ガソリンを満タンにしておくなどされるといいと思います。

というわけで防災の秋、皆さまも身の回りを
少しだけ見渡して、改めて発災時の対応について
考えを巡らせてみてはいかがでしょうか?

それでは、今日はこの辺りで。
今週は決算づくしですが、金曜日まで頑張ります。。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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