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平成の終わり。小室哲哉氏の引退で、踊り場を迎える週刊誌報道【雑談・雑感】

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。


小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」
https://natalie.mu/music/news/265902
※画像はWikipediaより

すでに多くの方が触れられている通り、週刊誌報道を受けて音楽プロデューサーの小室哲哉さんが引退を表明されました。

「J-POP黄金の90年代」

と言われた時期を多感な年齢の時に過ごし、TKサウンドに多大なる影響を受けて育ってきた身としては、このような形で一人の天才が去ることに悲しみを禁じ得ません。

本当に、こうして平成が終わっていくのだなあ…と、どんな出来事よりも感じているかもしれません。

「ゲス不倫」からスタートして数々のスキャンダルをスクープし、「文春砲」という名称でここ2年ほどある意味で「親しまれてきた」週刊誌ですが、今回ばかりはかなり違った風が吹いているようです。

著名人に対する報道が「公益性」の名のもとにどこまで許されるかというのは、近代になってから常に議論をされているところではあります。

小室哲哉引退:芸能人の不倫報道に公益性はあるか?
http://agora-web.jp/archives/2030621.html

しかし新田氏が指摘しているように、芸能人・著名人が週刊誌を訴訟することそれ自体がイメージダウンに繋がることからも、裁判所がその線引をいちいち判断することは現実的ではありません。

結局のところ「時代の空気」のようなものが、そのジャーナリズムをどこまで許すかということになるのでしょう。

そうした観点からは、今回の一件でかなり「時代の空気」が変わる気がしています。

あまり政治家・議員として踏み込んだ発言をするのは憚られる件ではありますが、公益性が極めて高い政治家であるならまだしも、アーティストなどの著名人が道徳的行為で過度に責め立てられる光景は、やはり行き過ぎているものを感じます。

もちろん民主主義社会ではメディアに表現の自由がありますから、政治力でどうにかできる問題ではありません。

法によらずメディアや他者が人を裁く、ある意味では「私刑」のような状況が作り出されている今を、どう考えるか。

残念ながらここ最近は特に、こうしたスキャンダル報道を社会が大いに受け入れてきたことは事実でしょう。

「人が亡くなるまで止まらないのではないか?」

とまで一部で言われていた報道の過熱は、ついに一人のアーティストの音楽人生を終わらせてしまいました。

この事実をメディアの消費者でもある我々一人ひとりが受け止めて、考えて、環境や雰囲気を変えていくしかないのだと思います。

今回の件が、日本社会や報道に前向きな変化を起こすきっかけになることを願ってやみません。

奥歯にものが挟まったような内容になりましたが、本日はこんなところで。

それでは、また明日。

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おときた駿

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 34歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員2期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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