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白票は望ましくないけれど、白票にだって意味はある -とにかく投票に行くススメ-

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

いよいよ明日は投票日です。総選挙最終日だというのに、私は過日にお知らせしたダンスの発表会(^^;)

本番は撮影禁止なので映像がないのですが…練習の光景はもう1回載っけておきます。

ストリートダンスは雨でも狭い場所でもできるし、親子や夫婦でも楽しめる最強の趣味の一つです。

過去記事:ストリートダンスとは、我ながら良い趣味を選んだ【雑談】
http://otokitashun.com/blog/daily/3573/

小学校でもヒップホップダンスが必修になったことですし、夫婦や親子の絆を強めるため、スポーツの秋にダンスを始めるのはいかがでしょうか?!


(終了後のチームショット)

さて、Twitterにこんな投稿をしたところ、

「議員が白票を呼びかけるとは何事か!」
「白票なんて現政権と既得権益を追認するだけでもってのほかだ!」

などのご意見を多数いただきました。

まずこれは、白票を投じに行ってほしいという意味では勿論ありません。

選択肢の中からベターを選んで、誰かの名前を書く方が、たしかに望ましいと思います。しかしながら、

「どっちか少しでもマシな方を選べなんて言われたって、どっちも無理なんだよ!!

というケースが現実に存在するのが、我が国の選挙です。。

そういう時に投票に行くこと自体を放棄するくらいなら、白票でも投じに行った方が大きな意味がありますよ、というのがこの投稿の趣旨になります。比例代表もありますしね。

「白票なんて、現行の政権を追認するのと同じだ」

という意見については、とんでもないことです。現行政権を認めるのなら、政権与党の候補者の名前を書きますよ。

白票というのは、選挙には行くし、投票したい意思もあるのに、入れたい人がいない。現状に対するこの上ない「否定」の意思表示です。

こちらの方が指摘するように。これは確かに目先の選挙では力を発揮しないかもしれませんが、その後に大きな意味を残すことになります。

また、若年層にとっては世代別の投票率を上げておくというのも、大きな意義の一つです。

拙著「ギャル男でもわかる政治の話」のコラムでも、そのあたりのことを掲載しました。

これを機会の該当部分を載っけておきますので、ぜひご一読をいただけますと幸いです。

そして未読の方はぜひ、こちらの本を購入してから投票へ!!?

【16限目:解説コラム】

「白票・棄権票」にも、立派な意味がある

 この本の中で「選挙にいこう!」という言葉は飽きるくらい出てきたわけだけど、どれだけ考えても誰に入れればよいかわからないよ!という人がいるかもしれない。できる限り誰かを選択するのが望ましいことは言うまでもないけれど、最悪の場合、白票(棄権票)を投じるだけでも選挙に行く意味はある。なぜなら、世代別の投票率が上がるからだ

 高齢者向けにばかり予算や政策が向けられるのは、何度も言うように若者が選挙に行かないため、政治家が若年層を軽視していることに最大の原因がある。若者の投票率が上がってくれば、政治家たちは「お、若者たちに向けてもアピールしないと、選挙で当選できないぞ!」と感じるようになって、その行動が変わってくる可能性が高い。だから白票でも、投票率のアップという形で政治参加ができるわけだね。

 仕事や遊びに忙しい若い人たちには、ぜひ「期日前投票」をオススメしたい。いまは投票日ではなくても、選挙開始日の翌日からいつでも投票できる。「選挙って、あの家に送られてくる投票券が必要なんでしょう?」と思っているかもしれないが、実は必要ない。口頭で確認するから、身分証すらなくてもオーケーだ。

 選挙を棄権するくらいなら、手ぶらでふらっと期日前投票所にいって、自分の名前でも書いて投票してこよう。不謹慎だと怒られるかもしれないけれど、これも立派な社会貢献・政治参加の方法の一つなんだ。

というわけで、とにかく明日は選挙へGo!

とはいえ、天候とお足元にはくれぐれもお気をつけて…。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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