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ミサイルに核実験…東京都議会でも「北朝鮮に対する抗議決議」が可決したものの。。

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

穏やかな初秋の週末を打ち破るかのように、北朝鮮が水爆実験をしたとの報道が駆け巡りました。つい先日のミサイル発射に引き続き、外交的脅威が現実のものになっていることを痛感します。

「北朝鮮ってあからさまにヤバイ国なのに、なんでまだピンピンしているんですか?」

という素朴な疑問を聞かれたりするのですが、それは北朝鮮が「ならず者国家」として元気に存在してくれた方が都合の良い大国がこの世界にあるからです。

具体的には、言うまでもなく中国とロシアですけれど。

かつての日本にとって満州国が生命線・絶対防衛ラインであったように、現在もある意味で「戦時中」である中ロにとって、北朝鮮はアメリカとの緩衝国家として極めて重要な地位を占めています。

金正恩暴走の影にロシアの支援あり、プーチンはなぜ北を守るのか
http://diamond.jp/articles/amp/140798?display=b

そのあたりの背景は、こちらの記事が詳しいなと思いました。

今後の具体的なオプションとしては、上記の記事中にもあるように国連の枠組みなどを含めて国際的な圧力を高めて行く他ありませんが、日本国内においては憲法論議を含む国防意識を刷新していく必要があります。

北朝鮮のように、戦略的に武力行使をしている国がいわゆる「対話」に簡単に応じることなどありえないわけで、自主防衛能力の向上も含むオプションはより一層真剣に検討されるべきです。

なお、過日の東京都議会においては、全会一致で北朝鮮に対する抗議文が決議されています。残念ながら、外交的な効果はほとんどないのですけれど…。

北朝鮮によるミサイル発射に対する抗議決議
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/bill/2017/ex2-1.html

今回の核実験においても、同様の動きがあるかもしれません。

私は憲法9条を含む改憲論者でありますが、これを機に外交・防衛に対する国民意識が高まり、積年の課題をわたしたちの世代で解決する機運が醸成されることを期待し、私自身も努力していきたいと思います。

なお当然のことながら、以上は私の個人的な考え・政治信条であり、所属する地域政党を代表するものでは一切ありません。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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