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形骸化を打破!都民ファーストの会による、各種団体ヒアリングがスタート

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

都民ファーストの会55人の任期が始まって3日目となる今日から、早速各種団体からの要望を伺うヒアリングがスタートしています。これから8月上旬まで連日ヒアリングが行われ、約100団体から様々なご意見を聞くことになっています。

こうしたヒアリングは、都議会の慣例では「予算要望」とも呼ばれ、通例であれば自民党を始めとした大会派が9月頃から行ってきました。

しかしながら、実は行政の予算編成は実質的に夏(8月)からスタートしています。しっかりと各種団体からの要望を次年度の予算案に組み込むためには、その前に聞いておかなければ遅いのです。

もちろん9月に聞いた予算要望でも、部分的に盛り込むことが可能だったものもあるとは思いますが、従来のやり方と時期はある面で形骸化していたのではないかと思います。

「しがらみがない、新しい都政と言いながら、結局やることは団体対応…?」

という疑問や批判もあるかもしれません。しかしながら、各種団体と向き合うこと=既得権益との癒着とは必ずしも限りません。

そもそも様々な業界団体は、現場の意見や利用者の声を効率よく政治・行政に届けるために組織されたものです。

それが業界によっては金銭や利権が絡んで特定政党と結びついたからおかしなことになったわけで、向き合い方を間違えなければ、多くの声を効率よく集めるために業界団体という存在は一つの鍵になりえます。

よって、われわれ都民ファーストの会は、

業界団体が選挙で応援する→選挙の恩返しを予算措置で行う→また業界団体が御礼で選挙の応援をする→以下繰り返し

といったような古い政治のやり方に陥らないよう、十分に注意を払っていく必要があるでしょう。

そのためには、予算要望や政策立案の過程をできる限りオープンにして、都民の皆さまに監視の目を光らせてもらうことが何よりも重要です。

都民ファーストが役員人事発表(全文1)新幹事長に増子博樹氏、政調会重視で
https://thepage.jp/tokyo/detail/20170724-00000018-wordleaf

増子幹事長も先日の記者会見で、党内の議論経過のオープン化について明言しています。

>増子:基本、オープンにして、なるべく多くの方々に、その議論経過も見ていただけるようにしていきたいと思います。

こうした体制が一刻も早く整うよう、私も一兵卒として努力をしていく次第です。

ヒアリングの経過や所感についても、また折に触れてご報告していきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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