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決起大会は満員御礼も、「組織動員」がない浮動層頼みの恐怖を知った一日…

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日はいよいよ、私の任期最後となる都政報告会を兼ねた、都議選前の決起大会を開催させていただきました。

私からは、民間企業から政界に飛び込んできた後、たくさんの人に言われた

「議会は結局、数の力なんだよ」
「1人では政策実現はできない」

ということが、いかに「大嘘」であったかということを、私自身が残してきた実績に触れながらプレゼンを。

情報公開と情報発信を武器に、「民意」という最大の力を味方につければ、たったひとりでも議会を動かし、政策を実現していくことができるんです…と。

たいへんお忙しい中、小池百合子知事と、

若狭勝衆議院議員にも駆けつけていただき、盛会となりました。

途中でアンケートを取ってみたところ、こうした政治の集会に来るのは「初めて」という方が7割以上を占めており、

「ふつうの人にわかりやすく政治を伝える、興味を持ってもらう」

という私が目指してきた最大の目標の一つを、達成できたことが実感できた会でもありました。

最後は全員起立で、定番の「がんばろーコール」。

多くの皆さまの期待に応えられるよう改めて、身を引き締めて都議選に臨みたいと決意を新たにした次第です。

しかしながら、多くの「ふつうの人」「政治初心者」に来ていただけて嬉しい半面、組織がなく浮動層のみで闘う怖さを痛感した決起集会ともなりました。

400名定員のホールはきっちり満席となったものの、実は事前受付では500名近くまで申込を取ってから締め切っていたんですね。

「超満員御礼で、立ち見まで出る大盛況でした!」

という絵を撮ろうとしていたことを白状します。悪い人間でごめんなさい。

…というのは冗談はさておき(?!)、どうしてもこうした無料イベントというのはキャンセルが出るものですから、それをどこまで見越して受付するかというのは非常に悩ましい問題です。

今回はだいたい、当日キャンセルが2割ぐらいだろうと見込んで、500名弱で申込を打ち切りました(お申込みができなかった多くの皆さま、たいへん申し訳ありません)。

ところがフタをあけてみれば、メディアや来賓・関係者を含めてちょうど満席というところでしたから、3割近くの方が「お申込みをいただいたけど、当日はこなかった」ということになります。

これがまさに、選挙における「浮動層頼み」「投票率頼み」の怖さだな、と。

各支援団体に出席者を割り振っているような組織的動員であれば、イベントにおいてこうしたことは起こりませんし、選挙でもある程度の「票読み」が可能です。

しかし、応援する気持ちはあっても組織に属さない「ふつうの人々」は、ちょっとした用事ができたり気分が変わったり、ましてや雨が降ればイベントや投票所に足を運ばないことが多くあります。

まさにその実例を、自分自身の決起集会で痛感することになりました。

どれだけ

「小池百合子知事が高い支持率を維持」
「都民ファーストの会が第一党か」

などと言われても、選挙に「絶対」もラクな展開もありません。最後まで「ふつうの人々」に投票を呼びかけていかないと、本当に危ないということが改めてわかった1日。

お申込みをいただいた方、ご来場された皆さま、そして当日のお手伝いをしてくれたボランティアスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

身を引き締めて、最後の最後まで力の限り、政策と投票を訴えかけて参ります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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