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「私は、産みます」新しい命と、輝く未来の女性たちを背負った闘い。足立区「後藤なみ」未曾有の挑戦!

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

月曜朝のことですが、足立区で都民ファーストの会から公認予定となっている「後藤なみ」さんの応援に行ってきました。

後藤なみ公式HP
https://gotonami.com/

後藤なみさんは、地元足立区竹ノ塚出身の30歳。前職は大手民間会社で福祉事業に携わり、1000以上の介護福祉の現場を見てきた、介護福祉政策のエキスパートです。

将来世代・働く女性当事者というのは他の新人候補同様ですが、実は後藤なみさんのお腹には、妊娠五ヶ月の新しい命が宿っているそうです。

公認内定をもらってからの妊娠発覚、出馬を決意するには、大きな葛藤があったと言います。その内容は、ネットメディアのバズフィードさんが上手にまとめてくれました。

「私は、産みます」。妊娠5カ月で街頭に立つ。都議選と出産に挑む、”普通の30歳”
https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/pregnant-election?utm_term=.ujwlgGr81#.dwj8nGkPN

議員の任期中に妊娠・出産する例はありますが、妊娠をした状態で出馬するというのは、ほとんど前例がないのではないかと思います。

仮に当選すれば一定の期間、議会を休むことが確定していることに、批判もあるかもしれません。また、「無理をして、子どもに何かあったらどうするんだ!」というご心配・ご意見もあるでしょう。

しかしながら私も、「今回は見送って、4年後を目指したら…」という気にはなれません。

どれだけの女性がこれまで、予期せぬタイミングの妊娠・出産で、自身の人生目標やキャリアを諦めてきたのでしょうか。

「女性が輝く社会をつくる」と言いながら、妊娠が発覚したら挑戦を諦めるような慣習が政界に残っているとすれば、そんな政治家たちに女性政策実現ができるわけがありません。

上記の記事中にもあるように現在の議会では、「出産による欠席」は認められていても、民間企業のような産休・育休制度はありません

つまり単なる「欠席扱い」で、その間の議員報酬も満額支給されていきます。ここに対して世間からの厳しい批判や、あるいは本人にも息苦しさがあるかもしれません。

都民ファーストの会は、まさに議会からこの「ふるい体質や常識」を変えていくために、民間企業並の産休・育休制度の導入議論を、活発にリードしていくことになるでしょう。

小池百合子・特別顧問に妊娠を打ち明けたときは、どんな反応が返ってくるかと身構えた。「当たり前のこと。女性議員が増えれば議会も変わる。ぜひ頑張って」と激励を受け、力が湧いてきたという。
(上記記事より抜粋、強調筆者)

妊娠・出産することが、私は政界で当たり前になって欲しいと心から願っています。そしてその議会改革のためには、「当事者がいる」ということが何よりも、強い推進力になるのですから。

後藤なみ公式HP(再掲載)
https://gotonami.com/

また足立区からは、元区議で経験者の「馬場信男」さんも挑戦予定です。足立区の皆さまはぜひ「後藤なみ」と「馬場信男」の活動にご注目ください。

馬場信男公式HP
http://www.babanobuo.com/

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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