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二十代にして、公認会計士で一児の母。墨田区は「なりきよりさ子」の活動にご注目!

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日の朝イチは、墨田区から都民ファーストの会公認予定となっている、なりきよりさ子さんの事務所開きにお邪魔しました。

なりきよりさ子さんは、政界初挑戦となる27歳。東京大学在学中に公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人でキャリアを積んできた才女です。

プライベートではすでに一児の母であり、まさに働く子育て世代、ワーキングマザーの代表者でもあります。

なりきよさんの応援のために小池百合子知事と、ほぼ同タイミングで自民党を離党された若狭勝代議士も駆けつけました。

知事からもお話があったのですが、数字が読める「公認会計士」という資格を持つ人が議員になるのは、極めて重要です。

もちろん、法案や条例案をつくるために「弁護士」などの法曹資格も役立ちますが、議員のもう一つの役割は、膨大な予算・決算書やそのデータをチェックすることです。つまり、ここで数字が読めることが力を発揮します。

ところが議員、特に地方議員たちは、極めて数字に弱い方の集まりになっているのが実情です。ほとんどの方が文系ですし、民間でのビジネス・経営経験もないからです。

「バランスシート?財務諸表?なにそれ美味しいの?」

みたいな人が議員の大半なのではないでしょうか。私は地味に簿記を取っておいて良かった!3級だけど。←

特に東京都の予算規模は、14兆円弱と中規模国家レベルに匹敵します。この膨大や予算・決算書およびそれに付随する様々なデータを読み解き、事業の費用対効果を精査し、改善を提案していくためには一定のスキルが必要です。

なお東京都は、全国地方自治体の中でもいち早く、平成18年から「複式簿記・発生主義会計」を導入しています。

参考:東京都の新たな公会計制度
http://www.kaikeikanri.metro.tokyo.jp/kaikaku.htm

地方自治法で規定されているは「単式簿記・現金主義会計」で、ほとんどの自治体はこれで会計制度を構築しています。しかしながらこの仕組では例えば、現金のフローは管理できても、資産を適切に計上・管理することができません

道路などのインフラ資産が多い地方自治体にとって、これは致命的な欠陥でした。この問題に着目し、新たな公会計制度を導入したのは石原都政下の功績でありますが、チェックする側の議会が機能しなければ、半分は宝の持ち腐れになってしまします。

都議会議員には現在、公認会計士資格を持っている方は確か1名のみだったと思います。首都議会にこのような専門家が一人でも増えることは、大きなプラスになるのではないでしょうか。

そして若い将来世代・女性議員が増えることの重要性は、以前に南多摩地区の斉藤れいなさんを紹介したときにも述べた通りです。

墨田区から選出されている議員3名は現在、全員が男性議員。多様な価値観を都政に送り届けるためにも、ぜひ墨田区の皆さまには「なりきよりさ子」の活動にご注目いただきたいと思います。

なりきよりさ子公式Twitter
https://twitter.com/narikiyorisako

私も微力ながら、彼女の活動を後押ししていきます。そして、自分の事務所開きを今回はやっていない!(苦笑)

明日は消防操法大会からスタートし、催事を回りつつ最後のポスター貼り大会を行う予定です。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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