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百条委員会や豊洲問題調査特別委員会は継続中も、いまだに百条委員長の不在が続く…

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

ゴールデンウィークも終わり、お仕事再開という方も多いと思います。都議会は閉会中ですが、「特別委員会」と呼ばれる各委員会では精力的な議論・審議が続いています。

本日は午前中に百条委員会についての各会派協議、午後は豊洲問題調査特別委員会の質疑が行われました。

豊洲問題 小島座長が都議会特別委を欠席 批判相次ぐ | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170509/k10010975401000.html

本来であれば今日は、「座長私案」を発表した市場問題プロジェクトチームの小島座長の参考人招致でしたが、小島座長からは

「報告書の取りまとめを行っている段階では、招致に応じることはできない」

といった旨の回答があり、参考人招致は残念ながら実現しませんでした。

しかしその「座長私案」に対しては、様々な異論が示されてプロジェクトチーム内でも百家争鳴の状態となり、取りまとめに向けて先行き不透明な状態となっています。

小島座長には、「私案」がプロジェクトチームの議論をくぐり抜けて報告書となった暁には、しっかりと何らかの形で議会・都民に対してご説明をしていただければと思います。

なおこちらの特別委員会は、引き続き23日(火)と30日(火)も開催される予定となっています。

それに先立って午前中は、非自民会派で百条委員会の今後について協議を行いました。

自民党の百条委員会委員長による、突然の辞任宣言。調査妨害で、不信任案可決へ
http://otokitashun.com/blog/daily/14924/

先月末に、突然の自民党会派委員長の辞任宣言によって委員会運営は混乱し、いまだに委員長不在という状態が続いています。

自民党会派は「今後、自民党から委員長を出す気はない」と明言していますから、速やかに議会運営委員会を開いて、今後の委員長ポストや委員会運営について協議をするべきです。

しかし残念ながら、連休を挟んで2週間が経過してもなお、議会運営委員会の委員長を要する最大会派・自民党からは、問題解決に向けて前向きなアクションや提案は出てきておりません

「百条委員会の委員長は、最大会派=自民党から出す」

ということは議会運営委員会の取り決めですから、これが早期に開かれない以上、百条委員会は議会運営委員会の取り決めを脇において委員長を選出するか、副委員長を代行として議事を進行していく他ありません。

我々の任期も残り一ヶ月半と差し迫る中、重要事項の調査中にこのような政局的な停滞が起こることは非常に残念でありません。

非自民会派と協力すべきは協力しながら、百条委員会を正常なものに戻すべく、引き続き提案と行動を続けていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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