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【書評】自由主義と「ハハノミクス!」

日々のこと

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週末は、同僚の『お姐』こと上田令子都議が主催する

「第1回上田令子都政報告会 おしゃべりサロン」

に急きょ、ピンチヒッターで参加いたしました^^
自身の都議選の振り返りや、都議会の慣習について
感じたことをお話しさせていただきました。

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講演終了後は、支援者の方が作って下さった
「(激辛)バングラディシュカレー」に舌鼓を打ちながらフリーディスカッション。
都議会の改革や、政務調査費についての貴重なご意見も。

江戸川のお姐組は活発ですね!

さて、そんな上田令子都議ですが、
以前にも少しご紹介した通り昨年著作を発行しています。

ハハノミクス!
http://goo.gl/nLLuBb

妊娠、出産をきっかけに仕事を退職させられた(!)ことがきっかけとなり、
世のカーチャンたちを取り巻く不公正に立ち向かうべく政界へ。

ワーキングマザーが古色蒼然とした政界で闘う奮闘記としても読めますが、
もう一つの側面として彼女の根底には「自由主義(リバタリアニズム)」があり、
それが本書のテーマとなっていることも見逃せません。

「自由主義者」は、人々が自由意思・自己責任で行動できることに何よりも重きを置きます。
国や政府、政治の役割とはそれを手助けすることであって、不必要な規制や過剰なる政府事業などは
自由な行動を妨げるものに他なりません。

それだけ言うと「自由主義は、強者の論理だ!」と批判されがちですが、
一方で、「自由な選択・行動」ができるように、今現在苦しい立場に置かれている人々に
必要な支援を行うことも、また自由主義者が考える政府の役割であります。

いま、ほとんどの先進国はこの「必要な支援」を拡大解釈し
大きな政府へと一直線に突き進み、国の財政は悪化する一方です。
(言うまでもないことですが、大事なのはバランスです。)

いま日本の公党の中で「小さな政府」「自由主義」を唱える政党は
みんなの党ただ一党です。だからこそ上田令子都議はみんなの党を愛し、
地方議員でありながらそのシンボルの一人として活躍しているのでしょう。

私自身も自由主義的な価値観を中心に持ち、
官僚機構の誇大化で大きな政府、財政赤字の拡大へと突き進む
日本を改善するためにも、みんなの党の存在と主張は大変重要であると思います。

志、価値観を同じくする同志と行動を共にできることに感謝をしながら、
自由主義社会の実現に向けてまい進して参ります!

というわけで、一大カーチャンの奮闘記としても
簡単な政治思想(自由主義)の入門書としても楽しめる「ハハノミクス」。
もうすぐ読書の秋、そのお供の一冊にいかがでしょうか?

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オトキタも推薦します!(なんとなくのおまけ写真。笑)
それでは、また次回。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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