ひらけ、東京!!

花見シーズン到来。「桜」と「政治」の意外な関係とは?

日々のこと

快晴となった日曜日は、都内各地のお花見スポットが大勢の人で賑わっていたようです。

地元北区でも、都内でも有数のお花見スポットで知られる飛鳥山にて「さくらSAKASOまつり」が開催され、大盛況の様相でした。

肝心の桜は、まだ五分咲き以下と言ったところでしたが…。

さて、飛鳥山といえば江戸時代に八代将軍吉宗が、「庶民が楽しめる花見スポットを」という号令の元、数百本もの山桜を植えたことで一躍有名になったのですが、歴史的に見ても桜と文化、そして政治というのは切っても切り離せない関係にあります。

江戸時代に大量に植林された桜には、もちろん護岸や景観という目的があった一方、吉宗の狙いのようにある種の大衆向け娯楽の提供であり、公共事業の一つでもあったわけです。

また、戦前や戦中には「パッと咲いて散る」桜は日本人の精神性を表すものとされ、軍歌などにも頻繁に用いられ、軍人の教育や国民の士気高揚に寄与しました。これも一種の桜の「政治利用」と言えるでしょう。

とはいえ、菊と並んで「国花」とも称され(※日本に正式な国花はない)、今や多くの日本人に愛されイチョウについで二番目に多く植林されている桜ですが、歴史を振り返ると捉え方に色々な移り変わりがあったようです。

例えば奈良時代までは「花」といえば梅のことを指すのが一般的で、特に和歌の世界で桜の人気が高まるのは平安時代以降でした。たしかに昔の和歌には、あまり桜が出てくるイメージがない…!

また先述の「パッと咲いて散る」という刹那的なイメージは、江戸時代まで武家の間ではマイナスに捉えられることが多く、「家紋」として利用された例は希少と言えるとのこと。

確かに「家」は末永く続かなくてはいけないのに、すぐに散ってしまったら困りますもんね…。

なお、お花見といえば一般的に想像される「ソメイヨシノ」が登場したもの江戸時代後期からで、そういう意味でも大衆の間に国民的広がりを見せたのは、江戸時代後期からということが言えそうです。

そのきっかけを作ったであろう徳川吉宗を忍びつつ、来週末は北区・飛鳥山でお花見などいかがでしょうか?

北区が一年で一番賑わうシーズンですので?!区外からのたくさんの方のお越しをお待ちしております!

それでは、また明日。

ここまで書くか!?
誰も語れなかった「不都合な真実」を、
現役議員が赤裸々に明かす。

「東京都の闇を暴く」

Amazonで購入する

ギャル男でもわかる政治の話
おときた駿

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

友だち追加
twitter @otokita
Facebook おときた駿


ページトップへ