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年間予算160億円なのに、61億円の市庁舎を建設?!財政破綻寸前の富津市を救え

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

今日はフジテレビ「バイキング」にて、先日取り上げた「地下水管理システム」について熱弁をさせていただきました。

こう見えて水道屋の息子なので(本当)、水にはうるさいです!?

2016-09-11

参考:ショートケーキの作成途中に乗り込んできて、「イチゴが乗ってないじゃないか!(激怒)」状態な豊洲新市場
http://otokitashun.com/blog/daily/12783/

最近は不安を煽るテレビ報道ばかりだったので、こうした説明の機会を地上波でいただけるのはありがたいことです。

「これがあるから絶対安全!」とはもちろん言えませんが、総合的に考えて冷静な議論が進むことを期待したいと思います。

その前後は来週の委員会質疑の準備をした後、今週日曜日から市長選挙が行われる千葉県富津市へと、地引なおき予定候補の講演会に参加するために向かいました。

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地引さんは、先の参院選で全国比例29万票を獲得した山田太郎前参議院議員の政策秘書だった方で、日本を元気にする会の立ち上げでは幾多の夜を共にし、児童養護施設の施設や里親訪問を何度も一緒に繰り返してきた、まさに私にとって戦友とも言える人物です。

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気鋭の36歳で、元公認会計士。4年前、32歳のときにも市長選挙に挑戦しましたが、惜しくも3000票という僅差で惜敗。

そしてベテラン市長が三期を務めた富津市は、なんと放漫財政のツケが溜まりに溜まって、この4年間の間に財政破綻寸前の都市になってしまいました

夕張市に続いて自治体破綻「富津市が18年度に破綻の恐れ」 千葉県 – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141129323334561401
(元ニュースが消えているため、まとめサイトにて失礼)

現市長はこうした危機的な状況を残して今回は引退したものの、出馬してきたのはその後継指名をされた副市長。これでは市長の顔は変わっても、放漫財政の方針や権力腐敗が変わることはありません。

一方で地引なおき予定候補はこの4年間、政策秘書として永田町で十分な経験を積み、何より公認会計士という財政にもっとも強い資格・知識を持っています。

危機に瀕した自治体を救うため、今回は負けられないリベンジ・マッチになるというわけです。

それにしても、聞けば聞くほど典型的な「ハコモノ行政」を繰り返してきた、富津市の現状はひどいものです。

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富津市の年間予算は約160億円にも関わらず、新しく立てた市庁舎はなんと…

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年間予算の3分の1以上にあたる、61億円!!

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また富津市の自慢でもあるという火葬場。最新鋭の設備を整えているそうですが…

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こちらも21億円と高額!しかも数年後には、廃止されてまたリニューアルされたものが作られるそうです…。

他にも場所に不釣り合いな最新鋭の公衆トイレが一箇所2千万円かけて整備されるなど、やはり財政破綻をする自治体にはそれなりの理由があるのだなあ…しか思えない放漫体質がわかりやすく説明されていました。

ちなみに妻が区議会議員をやっている江東区の決算書を見たら、公衆トイレ(だれでもトイレ)の整備額は一箇所あたり約1千万でした。都内の2倍…!

繰り返しになりますが今回、地引なおき予定候補が闘う見込みなのは、こうした市政を3期12年務めた現職市長から後継氏名を受けた副市長。

人物を変えるだけではなく、しがらみのない政治家をリーダーに選ばなければ、この状況は打破することはできません。

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富津市民の方、また知り合いが富津市民という方がいらっしゃいましたら、ぜひこうした中で市長選が行われることをお伝えください。

そしてそれ以外の自治体にお住まいの方も、これを機会に自身の街が「ハコモノ行政」に捕らわれていないか、今一度見つめ直して見るのはいかがでしょうか。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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