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たった一人のための超速対応!東京商工会議所北支部の準備が神すぎた件

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
まだまだ続く新年会シーズン、本日は東京商工会議所北支部の賀詞交歓会でした。

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先立って年初に私、来賓として招待している地方議員の中に
聴覚障がい者がいるとわかっているにもかかわらず、特に情報保障が
用意されていない点について、こんな記事を書いておりました。

「たった一人」か、「されど一人」か。聴覚障がい者への情報保障が一切行われないことへの素朴な疑問
http://otokitashun.com/blog/daily/9991/

もちろんコスト面や合理性を考えれば妥当な面もありますし、
あくまで上記は行政主催のイベントに対して疑問を示したものです。

ところがっ!

確かに区議会議員一人しか対象者がいないのに、情報保障の通訳者を入れることには賛否があるかもしれません。

それならば、予め区長が読む原稿を聴覚障がい当事者には渡しておくなど、費用が発生しない方法で何らか対応を取ってもらえないかなあ…なんて思う次第です。
(前述のブログ記事より抜粋)

この内容を読んで下さっていた商工会議所の方々はなんと、
会長や副会頭あいさつなど、事前に用意できる限りの原稿をあらかじめ、
聴覚障がい当事者の斉藤りえ区議に渡してくださっていた
のです!

行政のほうがまだ

「事前に内容をお知らせしていまうことは、公平性の観点から…」

なんて逡巡をしている間に、
商工会議所はわずか2週間でこのスピード対応
まさかの展開に本人も私もびっくりし、心から感激しました。

やはりこうした「心のバリアフリー」は、
官より民から素早く進んでいくのかもしれません。
小さなことかもしれませんが、これが大きな一歩になる予感がします。

まず目の前にある「事実」を伝え、多くの人に知ってもらうこと。
そして認識をした人々が、自分にできることを少しずつ始めていくこと。

そんな広がり・つながりの可能性を大いに感じ、
なんだか明るい気分になった賀詞交歓会の一幕でした。

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エンタメ企画の抽選会では、
こんな大きな福袋も当てさせていただき、大満足。

地域産業の方々とも連携しながら、
ここ北区から様々な改革を起こしていく1年にしたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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